8月27日よりBS-TBSで放送が始まる『ROOM～史上最悪の一期一会～』制作発表会が19日に行われ、出演する眞島秀和、森愁斗（BUDDiiS)、吉田仁人(M！LK）、瀬戸利樹が出席して撮影の裏話などを語った。

『ROOM～史上最悪の一期一会～』は5月に東京で上演された朗読劇『ROOM』と連動し、リゾートホテルにやってきた訳ありの男たちが繰り広げるコメディー・サスペンス。スランプ状態の小説家の南条オサム（眞島）、狂言誘拐を企てる夏木仁（森）、恋人とお忍び旅行中の人気俳優の氷室鈴郎（吉田）、サラリーマンの青山欣一（瀬戸）がドタバタを繰り広げる。撮影は今夏に千葉県のリゾートホテルで行い「それぞれがどんな課題を抱えていて、ホテルで過ごしてどんな表情になって帰っていくのかがみどころです」（眞島）という、コメディタッチのドラマになり、ダンスボーカルユニット「BUDDiiS」に所属する森は今作の出演を「覆面をかぶったり銃を持ったりが初めての経験で、楽しかったです」と振り返った。

　撮影の思い出を聞かれると、吉田から「僕の出番で屋外での撮影シーンで、ものすごく風が強くてスタッフさんがずっと風を防いでくれていました」、さらに森から「裸になって4人で取っ組み合いをするシーンがあるんですが、話し合って楽しみながら撮りました」というエピソードが飛び出し報道陣を驚かせる。眞島はそのシーンを「相撲……じゃない？」と振り返り、吉田は「わかりやすく相撲だなって。すごくエモい部分になっています。僕らも見てみて『面白いけど、いい絵だな』って感想を持ちました。砂も食べました（笑）」と話す。瀬戸は「僕が演じる青山欣一が発端になったシーンですが、青春みたいなシーンなので暖かい目で見てもらえたらと思います」と役柄を交えてアピールした。

　主演の眞島は、年下の3人との共演について「僕だけ1人ここまで年上になることはななかなかないのですが、短期間で撮影していく中で皆がウトウトしている時もあって。その時の皆の寝顔がかわいかったなって（笑）『かわいい顔してるな』と思いました」と一堂を笑わせた。そんな眞島に森は「『こういう言い方に変えてみたんだけど大丈夫？』などすごく細かいところまで気遣ってくれて、上から目線で申し訳ないんですが（笑）気遣いしてくださって素敵な俳優さんです。またぜひ共演できたら嬉しいです」と返していた。

『ROOM～史上最悪の一期一会～』は全5話。27日からBS-TBSで毎週火曜午後9時より9時30分まで放送される。