お笑いタレントの明石家さんまが17日、メインパーソナリティーを務めるMBSラジオ『MBSヤングタウン土曜日』（午後10時）に出演。歌手の和田アキ子がTBS系『アッコにおまかせ！』でパリ五輪女子やり投げ金メダリスト・北口榛花へ「トドみたい」と発言して“炎上”したことに触れた。

　リスナーから、北口選手が競技場で横たわってカステラを食べている姿を見た和田が「トドみたいなのが横たわってるみたい。かわいいなあ」と口にしたと経緯を報告され、「多くの人は“トド”に怒っているようですが、動物のイメージは人それぞれで、芸能界最強女子のアッコさんにとって、トドはかわいい動物の一つで、我々にとってのパンダのようなイメージなのかもしれません」と見解を寄せられた。さんまは「ホンマにそうやろ」と同意した上で、「そう（トドと）言ってしまったことを世間がどうのこうのってたたいたりもするわけでしょう」と話すにとどめた。

　その後、さんまは「糖分を取るってことで、あれは理にかなってるらしいね。あの寝方、ひじついて。多分やり投げにとって、必要な休み方」と説明。女子走り高跳びで寝袋に入る選手もいたと話しつつ、北口選手の“もぐもぐタイム”について「あれ、かわいらしかったよね。カステラも銘柄見せたら、飛ぶように売れてしまう」と話した。

　和田は17日、パーソナリティーを務めるニッポン放送の番組で、“トド発言”を謝罪。「私の発言で本当にお騒がせしております。テレビでの発言でしたけど、リスナーのみなさんはじめ、私のファンとかにも心配かけたし、何よりも北口榛花選手と関係者のみなさんに本当に不適切な発言をしてしまって不快な思いをさせたと思うので、本当に申し訳ございませんでした」と陳謝した。