『光る君へ』柄本佑、吉高由里子が「めっちゃ紫式部っすよ」 扮装姿を称賛「実に美しかった」

俳優の柄本佑がこのほど、藤原道長を演じるNHKの大河ドラマ『光る君へ』(日曜午後8時ほか)の取材会に出席。主人公・まひろ(紫式部)を演じる吉高由里子との共演について振り返った。

まひろ(左=吉高由里子)と藤原道長(柄本佑)【写真:(C)NHK】
まひろ(左=吉高由里子)と藤原道長(柄本佑)【写真:(C)NHK】

道長とまひろの関係性が変化「より強固に」

 俳優の柄本佑がこのほど、藤原道長を演じるNHKの大河ドラマ『光る君へ』(日曜午後8時ほか)の取材会に出席。主人公・まひろ(紫式部)を演じる吉高由里子との共演について振り返った。

 吉高が千年の時を超えるベストセラー『源氏物語』を生み出した主人公・紫式部(まひろ)を演じ、その生涯のソウルメイトとなる道長を柄本が演じている本作。物語も進み、いよいよ佳境を迎えている。左大臣となった道長は、娘の彰子(見上愛)が入内して中宮になり、最高権力者としての地位を確固たるものにしている。

 撮影開始から1年以上が経過し、吉高と共演シーンも数多く重ねてきた。柄本は「まひろと道長のやり取りが長い強度のあるシーンが何度も出てきていますけど、やっぱり吉高さんの懐の深さを感じます」と改めて語った。

「大石(静)さんの書かれた台本の『……』のところに対して、こういう表情をされるんだという新たな発見があって、それを受けて道長はこういう表情になっていくのかと考えながら演じています。もちろん大石さんが導いてくださっている部分もあるんですけど、吉高さんはそこをさらに具体的にしていくので、2人の長いシーンは本当に引っ張ってもらって、導かれているところが非常に大きいです」

 18日放送の第31回「月の下で」では、道長がまひろを訪ね、一条天皇(塩野瑛久)に入内するも、相手にされず寂しく暮らす娘・彰子(見上愛)のために物語を書いてほしいと頼み込む様子が描かれた。まひろは物語を書き進めていくが、そんなまひろを演じる吉高の姿が「めっちゃ紫式部っすよ」と興奮気味に明かした。

「まひろがいよいよ『源氏物語』を書いていくわけですけれど、その吉高さんの姿が超紫式部です(笑)。立ち姿もまたスンとして、衣装の着こなしも非常に美しいなと思いました。特に、まひろが物語を書いてるところに道長が行く最初の場面の撮影が印象的です。スタジオに入ったら、そのときに吉高さんが座って筆の練習をしていたんですよ。その扮装が実に美しかった。これから、その書き姿がドラマの中に引き画でいっぱい出てくると思いますけど、そのシルエットから何から紫式部です。以前目にした紫式部の石像があるんですが、まるっきりあれです。もうなんかね……本当にすごいです」

 また第31回では、道長とまひろの関係性にも変化があったと明かし、「今までは『離れいてる時間が2人の思いを強めるのさ』みたいなことがありましたけど、また違ったソウルメイトの形になってきます。でも、そこは明らかに信頼関係があって、今まで築いてきたものが違う形になってきますし、関係がより強固になってるなという印象があります」と、今後の注目ポイントを挙げた。

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