闘莉王氏「自分の街でもついに犠牲者が」 故郷ブラジルで被害甚大、新型コロナの脅威に胸中
新型コロナウイルスの感染拡大が深刻化の一途を辿っているブラジル。累計感染者数は204万8697人と発表。死者も7万7932人を突破する危機的状況に、サッカー元日本代表DF田中マルクス闘莉王氏は「感染者は200万人に。自分の街でも犠牲者が出てしまった」と悲痛に告白している。
「感染者は200万人に。自分の街でも犠牲者が出てしまった」
新型コロナウイルスの感染拡大が深刻化の一途を辿っているブラジル。累計感染者数は204万8697人と発表。死者も7万7932人を突破する危機的状況に、サッカー元日本代表DF田中マルクス闘莉王氏は「感染者は200万人に。自分の街でも犠牲者が出てしまった」と悲痛に告白している。
2月26日にサンパウロで南米初となる感染者が公表されて以降、新型コロナの被害は拡大。死者1000人を超える日が続いている。
「コロナはちょっとした風邪」という発言で物議を醸していたボルソナロ大統領も感染するなど、ブラジルで猛威をふるい続けている。
昨年限りで現役引退した闘莉王氏はブラジルで牧場経営など実業家として活動する一方で、公式YouTube「闘莉王TV」でブラジルでの日々を魅力たっぷりに発信しているが、インスタグラムでの最新の投稿はあまりにシリアスだった。
新型コロナウイルスの感染拡大の現状に触れた闘莉王氏は「まだまだ厳しい状況が続いている。感染者は200万人に。まだまだ増え続けている」と報告している。
ブラジルを襲うパンデミックに危機感を募らせていた一方、「自分の街でもついに犠牲者が出てしまった」と悲壮。生まれ故郷パルメイラ・ド・オエシチでも、新型コロナによる死者が出てしまったことを伝えていた。
「今は心を一つに」新型コロナの第一波が収まる様子を見せないブラジルで、闘莉王氏は団結を呼びかけていた。
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【動画】「ブラジル大統領よ、聞いてほしい」…同国200万人感染の新型コロナ禍を闘莉王氏がリポート