有働由美子が自身のコロナ感染を疑った時の思いを涙で紹介「怖いのは大事な人の命」
体調不良のためメインキャスターを務める日本テレビ系「news zero」への出演を見合わせているフリーアナウンサーの有働由美子が17日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「うどうのらじお」(金曜午後3時30分)に自宅からリモートで生出演した。
ニッポン放送「うどうのらじお」に自宅からリモート出演し「体調は万全」
体調不良のためメインキャスターを務める日本テレビ系「news zero」への出演を見合わせているフリーアナウンサーの有働由美子が17日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「うどうのらじお」(金曜午後3時30分)に自宅からリモートで生出演した。
有働は「自宅でございます。しかもNHK時代に退職金を前借りして買ったマンションです。犬がなきます」などと紹介すると、体調不良になった際の様子を紹介。
「今週月曜日の朝に目がさめたら、尋常じゃなくだるかった。ものすごい強い倦怠感」と紹介。さらに「起きようと思うのですが、2、3歩くと、あと5分、休もうとゴロンとするくらいだるかった。ベッドの上で縦、横、斜めにゴロゴロしちゃう。喉が痛くて奥にテニスボールを詰められた感じだった」と語った。当初、ふしぶしも痛くてひどい風邪かと思ったという。
続けて有働は「急に寒気もして、思い浮かんだのがコロナ。熱を測ると38度5分」と語ると、所属事務所に連絡し病院に連れて行ってもらったという。有働は「全部自分でやることを想定していなければいけなかった」。また「コロナの疑いがあって行けるクリニックがどこにあるか、確認しておかないと」と語った。
また、発症した前日に大事な先輩という元NHKアナウンサーの松平定知さんと食事していたと紹介。できるコロナ対策を全部やっていたというが、すぐに連絡し、もし、陽性なら連絡すると伝えたという。
松平氏は「気にするな。こっちはピンピンしているよ」。その後、メールもくれたとして文面を紹介。「昨日は、ひょっとして君は体調変調をおして無理して来られたのではないか、と気配りのきかぬ自分をひどく責めています。えらい反省しています。小生は変調なし。いつものように飲んで食って味も分かって。ですから小生のことは全く心配せぬように。むろん返信不要」という内容が記してあったという。有働はこの温かい言葉を紹介する再び、としばらく声を詰まらせた。
何とか涙声で話し始めた有働は「自分がどうかじゃない。怖いのは大事な人の命…」と再び声を詰まらせながらも「1%でも危険にさらすことが一番怖い。今回、一番怖かったのは、つらかったのはこれでした」と語った。
有働はPCR検査の結果が陰性だったが、陰性と分かった日の夜も39度1分の熱があったという。医師には、へんとうせんがはれており、免疫力が落ちている時に細菌が入った影響と思われるといった説明を受けたという。今は「おかげさまで体調は万全」と力強く語った。