9月2日よりフジテレビとFODで放送が始まるBLドラマ『ハッピー・オブ・ジ・エンド』制作発表会が5日に行われ、ダブル主演の沢村玲（ONE N’ ONLY）と別府由来が出席して、お互いの印象などを語った。

　同名コミックを実写ドラマ化した『ハッピー・オブ・ジ・エンド』は、同性愛者であることを理由に家族から拒絶され、全てを失ったどん底の青年の柏木千紘（別府）と、彼がバーで出会った美青年ケイト（沢村）が主人公のボーイズラブストーリー。「家を追い出されて、お金のないニート、ヒモの役です」（別府）、「壮絶な過去を抱えていて、彼が千紘とで出会って自分を取り戻していきます。感情をあまり見せなくて、心の揺さぶりがキーになります」（沢村）と役どころをアピールした。

　シリアスで切ない作風のドラマだが、「どん底からの回復」をテーマに話題を振られると、沢村は「趣味が多いんです。プロ野球観戦、格闘技観戦、車に激辛料理作りと趣味が多すぎて、自然に切り替わっています」「趣味にかかわれていたら、睡眠時間3時間や2時間でも大丈夫です」とショートスリーパーぶりを明かす。

　趣味を熱弁する沢村に、別府は「本当にこの子が浩然（ハオレン／ケイトの別名）を演じてるのかなと。すごい切り替えをされてるんだなって」と、沢村のギャップに驚いていた。

　パリ五輪にちなんだ「好きなスポーツ」の話題では、別府は卓球が特技だとアピール。「小学校の頃、近くの児童館の館長に負けたのが悔しくて、僕はサッカー部だったのですが毎日児童館に通って卓球をやって、クリスマスプレゼントにも卓球のラケットをもらいました」と明かす。「中学で卓球部に誘われましたが、モテたくて卓球部に入りました（笑）」と一堂を笑わせ、沢村は「今度温泉行った時に一緒にやりましょう」と返していた。

　発表会ではドラマの中の印象的なシーンなども披露され、最後には別府が沢村を“バックハグ”する構図で撮影に応じた。『ハッピー・オブ・ジ・エンド』は9月2日から毎週月曜深夜、フジテレビとFODで放送される。