俳優の奥野壮と豊田裕大がダブル主演を務める、フジテレビとFOD、TVerで放送されるBLドラマ『コスメティック・プレイラバー』の制作発表会が5日に行われ、奥野と豊田が出席して出演の抱負などを語った。

　本作は、コスメ売り場の男性美容部員の先輩・間宮棗（奥野）と後輩・佐橋斗真（豊田）による純愛・お仕事ラブストーリー。出演が決まった時の周りの反響を聞かれた奥野は「『やっと結ばれる役がきたね』って言われて、うれしかったです」と話し、豊田は「BLが流行っているので、『いいな』とほめられたり、電車の広告を『見たよ』って写真を送られたりしました」と答えた。

　ともに美容部員として自ら客にメイクを行う役でもあり、奥野は「人にするのは初めてで。メイクアップアーティストさんにご指導いただいて、自宅でも練習してドキドキしながらやっていました」と振り返る。そんな奥野を豊田は「メイクをするシーンでは見たこともないくらい緊張していて。奥野くんって常に冷静なんですけど、その時だけは震えているくらいでした」と現場での印象を明かした。

　友達の顔でメイクを施す練習をしていたという豊田に、奥野は「僕もお兄ちゃんと一緒に住んでいるので、お兄ちゃんの顔で練習したりとか」と話す。豊田が「お兄ちゃん嫌がらなかったの？」と話しかけると「全然、仲もいいのできれいになりました（笑）」と返した。

　お互いの役柄や印象を聞かれ、豊田は奥野のことを「可愛さが少しありますね。普段はクールなんだけど、ご飯を食べている時とかに目がきゅるっとなる時があって。『役っぽいぞ』と。可愛さは似てると思います」と評する。奥野は「裕大くんがミステリアスな雰囲気をまとっているところは似ているかなと思います。現場に入った時にもう『佐橋だ』ってなります」と豊田の印象を語っていた。

　2人はこの日深夜の放送開始に向けて「僕たち2人の恋の物語であることはもちろん、お仕事ドラマとしても素敵なドラマになっています」（奥野）「キュンキュンできる物語で、テンポも歯切れよく進んでいくのでぜひ多くの人に見ていただきたいです」（豊田）とアピールした。

『コスメティック・プレイラバー』は5日から毎週月曜深夜26時55分より、各回2話ずつ放送される。