選手への誹謗中傷話題のパリ五輪、小籔千豊が提言 尾木直樹氏も「大賛成ですね」

タレントの小籔千豊が2日、金曜レギュラーを務める関西テレビ『旬感LIVE とれたてっ!』(月~金曜午後1時50分)に生出演。番組ではパリ五輪の代表選手に対するSNSでの誹謗中傷問題を取り上げ、小籔は代表選手の五輪前後のSNSコメント欄封鎖を提言した。

小籔千豊【写真:ENCOUNT編集部】
小籔千豊【写真:ENCOUNT編集部】

コメント書き込みに「何を望んでんのかもう一つ分からない」

 タレントの小籔千豊が2日、金曜レギュラーを務める関西テレビ『旬感LIVE とれたてっ!』(月~金曜午後1時50分)に生出演。番組ではパリ五輪の代表選手に対するSNSでの誹謗(ひぼう)中傷問題を取り上げ、小籔は代表選手の五輪前後のSNSコメント欄封鎖を提言した。

 柔道女子57キロ級の2回戦で敗れ大号泣した阿部詩に対する“情けない”、“子どもの泣き方”や、柔道男子60キロ級準々決勝で永山竜樹に勝利したが、“誤審騒動”が起こったスペインのフランシスコ・ガリゴスに対する“柔道やめろ”などのコメントを紹介。

 小籔は「この人らは何を望んではるのか。海外のあの(ガリゴス)選手に対して、僕も日本人なので、やっぱり“う~ん”と思うところはもちろんありますけど、コメント書いて“柔道やめろ”言うて、“ほな、僕やめますわ”って言うと思ってんのかなと思うし。もし“コメント来たんでやめますわ”って言われたら、書いた方はスッキリすんのかとか。書いて、何を望んでんのかもう一つ分からないですね。“匿名性っていうのは怖い”ってつくづく思います」とコメントした。

 また、小籔は「これはちょっとちゃうかも分かりません。賢い人らで話し合ってもらったらええんですけど」と前置きしつつ、「オリンピック前ぐらいから、選手の方々、SNSコメント欄は前後半年、まあ前後3か月は封鎖するとか、決まり(を)作ってもええかも分からないですね」と提言。

「選手もそないコメント欄見て一喜一憂したいかいうたら、ハッピーなのはうれしいかも分かりませんが、マイナスなこともあるし、SNSをちょっと置いて競技に(集中して)。オリンピック終わった後は、友達とか家族と過ごすという時間にするということでね。そんなんどうかという話し合いをしてもええかも分からんですね」と意図を説明した。教育評論家の尾木直樹氏も「僕も大賛成ですね」と話した。

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