はるな愛、トランスウーマン世界大会グランプリから15年…「個性を発揮できる選択肢が増えてきた」

タレントのはるな愛が31日、「Miss International Queen 2024 世界大会への挑戦!記者会見」に出席した。

記者会見に出席したはるな愛【写真:ENCOUNT編集部】
記者会見に出席したはるな愛【写真:ENCOUNT編集部】

「個性が際立った方が優勝している」と時代の変化を実感

 タレントのはるな愛が31日、「Miss International Queen 2024 世界大会への挑戦!記者会見」に出席した。

「Miss International Queen」は、毎年タイ王国パタヤ市にある「TIFFANY’S SHOW(ティファニー劇場)」が主催する、世界最大規模のトランスウーマンによるビューティーコンテストの世界大会。

 はるなは、2009年にグランプリを受賞しているが「15年前になるんですね」としみじみ語ると、優勝後、審査員として大会に参加していることで「年々選ばれる人のイメージが変ってきました。皆さんに愛されることはもちろんなのですが、個性が際立った方が優勝している」と時代の変化について述べる。

 はるなは、ミスユニバースの審査員も行っているというと「今年から年齢制限を含め、性別など多くのことが取っ払われ、トランスウーマンの出場者もいました」と語ると「いろいろなコンテストで個性を発揮できる選択肢が増えてきているので、出場者は次の世代に届けるという思いで頑張ってほしいです」と思いを吐露していた。

 またはるなは、現在開催中のパリ五輪の開会式での演出について「文化、芸術、エンタメ、ショーという意味では最高でした」と意見を述べると、ダンサー、ドラッグクイーンらが参加しレオナルド・ダ・ヴィンチの名画「最期の晩餐」を連想させるシーンについて一部批判が上がっていることに「皆さんいろいろな意見があるとは思いますが、本当の意味で歴史に向き合ってショーを作り上げたオープニングだったので受け止めないといけないという思いで見ていました」と語っていた。

 会見には、「Miss International Queen 2024」日本代表の土屋凜をはじめ、元なでしこリーグの女子サッカー選手たちで結成されたミュータントウェーブの大嶋悠生、山本朝陽、大川政美、歴代の日本代表たちも参加した。

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