朝倉未来「いや~派手に散りましたね」「すがすがしい気持ち」 KO負けから一夜、YouTubeで心境吐露

格闘家の朝倉未来(32=JAPAN TOP TEAM)が29日、自身のYouTubeチャンネルを更新。平本蓮(26=剛毅會)に1R・KO負けを喫した「超RIZIN.3」(28日、さいたまスーパーアリーナ)から一夜明け、自らの口で「すがすがしい気持ち」と心境を明かした。

朝倉未来【写真:ENCOUNT編集部】
朝倉未来【写真:ENCOUNT編集部】

「期待に沿えずすみません」とファンに謝罪

 格闘家の朝倉未来(32=JAPAN TOP TEAM)が29日、自身のYouTubeチャンネルを更新。平本蓮(26=剛毅會)に1R・KO負けを喫した「超RIZIN.3」(28日、さいたまスーパーアリーナ)から一夜明け、自らの口で「すがすがしい気持ち」などと振り返った。

 敗戦から一夜。朝倉が自身の胸中を明かした。「昨日は試合お疲れさまでした。沢山の応援ありがとうございました。初めての4万人という会場を見られて感動的だったし、格闘技って熱狂的なスポーツでいいなって思いました。PPV購入して応援して下さった方ありがとうございました。期待に沿えずすみません」とまず感謝の気持ちと、敗戦への謝罪を口にした。

 そして試合を振り返り、「いや~派手に散りましたね。本当に。なんか、結構、うん、すがすがしい気持ちというか。もちろん悔しいんですけど。派手にいったなって感じです」と笑みを浮かべながら振り返った。

 インスタグラムでは「自分が戦うのは一旦終わりにします」と引退を表明していたが、「インスタにも先ほど投稿したのですが、まぁいったん格闘技を引退させていただきます。本当に長い間お世話になりました」と改めて区切りをつけることを明かした。

 今後については、「昨日の大会を見ても新時代に突入したと思う。新しい世代が出てきたのもうれしいし、格闘技はずっと続いていくんだなと。本当に格闘技が自分の人生だったと思うし、これからも練習は続けたいと思ってるし、日本の格闘技界に貢献できることがあればしたい。JTTでも若い子が出てきている。そういう子のサポートだったり、弟もこれからUFCで戦っていく中でサポートしていこうと思っています。自分もそういう選手の練習相手を務めなきゃいけないんで、練習もずっと続けたい。そこでいつかまた戦いたいと思って出ることがあるかもしれないので、いったん引退とさせていただきます」と若手や、弟・海のサポートに回る意向も明かした。

 さらに「でも本当にすごいね、ほんと、なんか、格闘技って辛いのは辛いんですけど、戦って痛いですし、でも楽しかった。格闘技には感謝しかないですね。本当に素晴らしいスポーツだと思うし、格闘家に対してリスペクトを持っている。これからも自分にできることがあったら盛り上げていきたいと思ってます」と“格闘技愛”を改めて強調。

 そして「引退というのも自分の性格上、中途半端な感じで続けるのが好きじゃないというか、コンディションはすごくよかったし、過去一番強い状態だったと思います。フェザー級のベルトも狙えると思ってたし、そんな中の試合であの結果だったので。引退はかけてたんですけど、ここまでかなと思うので、しっかり考えて出した答えです。本当にお世話になりました。皆さん」と言い訳を一切せず、引退を表明するに至った理由を説明した。

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