河井ゆずる、壮絶な貧乏生活…実家はプレハブ 麒麟・田村裕の著書は「貧乏人のバイブル」
お笑いコンビ・アインシュタインの河井ゆずるが25日、都内の六本木・蔦屋書店で『新装版 ホームレス中学生』の発売記念イベントに出演。同作の著者である麒麟・田村裕とのトークショーで壮絶な貧乏生活を告白した。
『新装版 ホームレス中学生』発売記念イベント
お笑いコンビ・アインシュタインの河井ゆずるが25日、都内の六本木・蔦屋書店で『新装版 ホームレス中学生』の発売記念イベントに出演。同作の著者である麒麟・田村裕とのトークショーで壮絶な貧乏生活を告白した。
田村はゲストに河井をオファーした理由について、「貧乏だったとお聞きしている。出会ってからは、かなり時間はたっているけど、そういう話をゆっくりしたことがないので招待させていただきました」と説明。河井が自身は慢性貧乏であると表現し、「始まりは僕が3歳、弟が1歳の時、両親が離婚して母子家庭になった。もともと借金もあった」と壮絶な過去について語り始めると、いきなり田村は「こじらせてるねー」とうなった。
河井は、雑居ビルの屋上に建てられたプレハブ小屋が実家だったことを明かし、「僕が本を出すとしたら、18歳くらいだったので、『プレハブ青年』かもしれません。『ホームレス中学生』の番外編みたいな」とコメント。田村が小学生5年生の時、父親に「解散!」と突然宣言されて家を失ったのに対し、「もともとは古いアパートに住んでいたけど、家賃が払えなかった。高校3年生の時、夜中に母親に起こされて『体力の限界……』って、千代の富士の引退する時の言葉を。思春期できつかったです」と回想した。
厳しい貧乏生活を送ったが、芸人になる夢は諦めなかった河井。17年前に『ホームレス中学生』を読んでいたそうで、「『ホームレス中学生』はデカかった、明確な目標でした。貧乏人のバイブルです」と絶賛していた。
225万部を突破するベストセラーとなった田村の自伝的小説『ホームレス中学生』が、小・中学生向けに大幅リニューアル。新装版には、「お兄ちゃんの痕跡」、「うちの子に迎えよう」、兄・研一さんとの思い出・答え合わせ対談が特別収録されている。