三代目・今市隆二の確かな世界観「昔のものをリバイバルして新しいものを生み出す」
「三代目 J SOUL BROTHERS」の今市隆二(33)が18日、新曲「RILY」の世界観を表現した新作のウェアコレクションを展開する期間限定ショップ「2019 RILY POP UP」の取材会を行った。スーパースターの故マイケル・ジャクソンとLAから受けた影響や、広がりを続けるクリエイティブ活動について語った。
2018年1月にソロデビュー 新曲発表に加え「2019 RILY POP UP」でアパレル展開
「三代目 J SOUL BROTHERS」の今市隆二(33)が18日、新曲「RILY」の世界観を表現した新作のウェアコレクションを展開する期間限定ショップ「2019 RILY POP UP」の取材会を行った。スーパースターの故マイケル・ジャクソンとLAから受けた影響や、広がりを続けるクリエイティブ活動について語った。
今回のショップは、今市が30日にリリースするソロ第5弾シングルで初のシングルCDとなる「RILY」の連動企画。19日から22日までの期間限定で、東京・渋谷で展開される。
今市は2018年1月に配信シングル「ONE DAY」でソロデビュー。これまでに4枚の配信限定シングル、1枚のオリジナルアルバムをリリースし、同年8月には初のソロアリーナツアー「RYUJI IMAICHI LIVE TOUR 2018 “LIGHT>DARKNESS”」を開催。全国11か所22公演で24万人を動員するなど、グループ活動での「今市隆二」と同時に、ソロアーティストとしても表現の幅を広げている。
マイケルのデザインが施されたTシャツにレザーのジャケット姿で登場した今市は「マイケル・ジャクソンは自分の理想。愛してやまない。ハットもそうです」と、“キング・オブ・ポップ”への尊敬の思いを語った。
今回のプロジェクトで今市はクリエイティブ・ディレクターを務める。店内は、妖艶な女性に魅せられる男性の心情を表現した新曲「RILY」のミュージックビデオ(MV)をイメージしている。「RILY」の語源は百合の花「LILY」から来ているという。楽曲の作詞作曲にも携わっており、「(ショップについて)満足している。MVの世界観を混ぜ込んで、アパレルの中で表現したかった。どこまでできるのかなというのがありましたが、照明もライトも、楽器のセットもかなり近い。去年からプロジェクトが始まった時に、テーマソングを作ってMVを撮りたい、という思いがあり、今回でパズルがすべて組み合わさった。今回全部がはまった」と強調した。楽曲については、「オールディーズもソロで取り入れています。昔のものをリバイバルすることで、新しいものが生まれたりする。今回の曲はアシッドジャズ。それをいまやることで新鮮に感じます」と自信を込めた。
ファッションの影響はアメリカ西海岸のLAから受けているといい、「大きいですね。去年、LAでMVを6本撮りました。『RILY』はちょっとアメカジの要素も入っています」。百合へのこだわりも強いようで、「小さい頃から百合が好きで。花ことばは『威厳』と『純粋』。それに色は白だけでなく、赤もオレンジもあります。広がりがあると思って。香りも含めてなぜか好きですね」と思いを明かした。
一方で、多忙な日々を送る。現在、「三代目 J SOUL BROTHERS」として120万人を動員予定の5大ドームツアーを開催している。合間を縫ってのクリエイティブなソロ活動だけに、休みは「まったくない」という。報道陣から仕事で考えていることについて聞かれると、「納期。納期に縛られているので、いろんな締め切りがあるので、あまり言いたくありませんが、いかに納期でできるかです」と“本音”を漏らし、会場の笑いを誘った。
三代目のグループとソロ活動の両立について、「ソロをやることで三代目が俯瞰で見れる。ソロでやった経験を還元できる。ほかのメンバーもソロでやっているので、また集まったときにパワーが出ると思います」と語った今市。取材終了後は報道陣に特別に作成した風船をプレゼントし、心優しい気遣いも示した。