映画『ポライト・ソサエティ』（8月23日公開）のジャパンプレミアが24日、都内の劇場で行われ、主演を務めたプリヤ・カンサラ、俳優の藤岡弘、の長女・天翔愛、次女の天翔天音が参加した。

「英国インディペンデント映画賞」の最優秀新人脚本賞を受賞し、バラク・オバマ元米国大統領も2023年のお気に入り映画として選出した本作。パキスタン系イギリス人のムスリム家庭に生まれた女子高生リア・カーンが、姉と大富豪の息子との結婚の裏にとんでもない陰謀が隠されていることに気付き、姉を救おうと奮闘する姿を描く。プリヤにとって?編映画初出演にして初主演作品となった。

　この日、初来日を果たしたプリヤはインドの伝統衣装・レヘンガを身にまとって登場。来日を心待ちにしていたファンの声援に「サンキュー、ありがとう。こんにちは」と笑顔で応え、「日本ではすべてを楽しみたいの！　すべての日本食を試してみたいし、行けるところに行ってみたい。コンビニも制覇したいですね」と声を弾ませた。

　続いて登場した愛と天音も、カラフルな伝統衣装を着用。愛はプリヤと同じレヘンガ、天音はサリーを身につけた。インドの衣装を着るのは初めてといい、愛は「この独特な体のラインがきれいに見える切り口だったり、ゴージャスな色合いだったりがとってもすてき。着るのがうれしい」と笑顔。天音も「こんなに鮮やかでゴージャスな衣装が夢だった」と語ると、プリヤは「ビューティフォー！」と声をかけた。

　映画は、主人公がアクションで姉の危機に立ち向かってく。映画を鑑賞した愛は「自分の身は自分で守れと、小さい頃から父に武道を仕込まれているので共通点を感じた。まさに私たち」と親近感。映画を一緒に見た父からは「リアみたいな女性になりなさい」と言われたという。

　イベントでは、プリヤが愛と天音にボリウッドダンスのコツを伝授し、最後は3人で音楽に乗せて踊る場面も。天音は「めちゃくちゃ楽しい！　習いたくなりました」と大はしゃぎで、愛も「これ完璧に踊れたら絶対に楽しい。腰使いや手の動きに優雅さと女性らしさが出ていた」とにっこり。プリヤは「すばらしい踊りだった」と褒め言葉を送った。