『ドラえもん』のび太の声を担当した小原乃梨子さん、88歳で死去「病気療養中のところ薬石効なく」
テレビ朝日系アニメ『ドラえもん』の野比のび太を担当していた声優・小原乃梨子(おはら・のりこ、本名・戸部法子)さんが、12日に死去したことが23日、分かった。所属事務所が公式サイトで発表。小原さんは88歳だった。葬儀・告別式などは親族のみで執り行ったとしている。
テレビ朝日版の初代のび太、ドロンジョ、ペーター役も
テレビ朝日系アニメ『ドラえもん』の野比のび太を担当していた声優・小原乃梨子(おはら・のりこ、本名・戸部法子)さんが、12日に死去したことが23日、分かった。所属事務所が公式サイトで発表。小原さんは88歳だった。葬儀・告別式などは親族のみで執り行ったとしている。
小原さんの訃報は、下記の文章で公表された。
「【訃報】弊社所属俳優 小原 乃梨子 儀(本名 戸部 法子)令和6年7月12日 病気療養中のところ薬石効なく、88歳にて永眠致しました。尚、葬送の儀につきましては、ご遺族の意向により親族のみにて執り行われました。ここに生前中の御厚誼を深謝し、謹んでお知らせ申し上げます」
小原さんは東京都生まれで、子役として舞台、NHKの子ども番組などに出演。高校卒業後、俳優として活動し、声優業は1950年代から洋画の吹き替えなどから始め、60年代からアニメでも活動。79年から始まったテレビ朝日版の『ドラえもん』では、同年から2005年まで初代のび太を26年間担当した。他に『ヤッターマン』のドロンジョや『アルプスの少女ハイジ』のペーター、『未来少年コナン』コナン、『ど根性ガエル』のひろしの母役、『うる星やつら』のおユキ役などを務めた。