現役女子高生YouTuber・おさき、小6からの活動で「次の流行が読めるように」海外のSNSも日々分析
同世代から絶大な支持を集める女子高生YouTuberのおさきが『ミニバービーランド』の1日PRキャラクターに就任した。小学6年生からYouTubeへの動画投稿を始め、自然体な姿が多くの視聴者を惹きつけている17歳の魅力に迫った。また、バービーとの思い出などを聞いた。
『ミニバービーランド』の1日PRキャラクターに就任
同世代から絶大な支持を集める女子高生YouTuberのおさきが『ミニバービーランド』の1日PRキャラクターに就任した。小学6年生からYouTubeへの動画投稿を始め、自然体な姿が多くの視聴者を惹きつけている17歳の魅力に迫った。また、バービーとの思い出などを聞いた。(取材・文=水谷賀奈子)
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これまで数多くのファッションドールを発売してきたバービーが、65周年を迎える今年、新たに発売するのは、これまで発売してきたドールがモデルになっている約3.81センチのマイクロドールだ。小さくてもバービーの世界観が表現された同商品のPRキャラクターにおさきは選ばれた。
――『ミニバービーランド』1日PRキャラクター就任のお話を聞いたときのお気持ちはいかがでしたか。
「バービーは小さいときにクリスマスプレゼントとか誕生日プレゼントでもらっていたので、昔から遊んでいたバービーの1日PRキャラクターと聞いて、当時の思い出がよみがえりました。いろんな洋服があるなかでキラキラしたものや豪華なのが欲しくて、よくおねだりしていましたね」
――今回は“ミニサイズ”になっての登場です。これまでとは違ったかわいさがありますね。
「実際に触ってみたんですけど、思っていたよりすごく小さくて、新しいと思いました。『こんなに小さくなるんだ!』って驚きでした。水に濡らしたらコーティングが剥がれるものとか、水の温度で色が変わるのも面白いですよね! ランダムなのも、いっぱい欲しくなっちゃいます」
――バービーでは「ファッション」を楽しむこともできますが、高校生になった今、日々のファッションでこだわっていることはありますか。
「流行は取り入れるようにしています。SNSで見た『次はこれが来そうだな』って思うファッションをいち早く取り入れて、買っています。最近はレースが気になっていますね。アイテムをたくさん集めています。最近はやりのバレエコアとかを着たバービーがあったらいいなと思っています! リボンがたくさんある、ちょっとガーリーなのも見てみたいですね」
――バービーは女の子の憧れとも言われています。おさきさんの、憧れの人を聞いてもいいですか。
「HIKAKINさんです。動画を出す頻度も変わらないし、ずっと伸び続けているし、常に話題にもなっていて、憧れます。動画での効果音の使い方とか編集のこだわりを話しているのを聞いたことがあって、参考にしていかないと、と思いました」
視聴者からのコメントが支えに
――小学6年生からYouTuberとして活動されていますが、始めようと思ったきっかけを教えてください。
「最初は友達とTikTokをやってみようという話になりました。そこから撮り続けていたら、『楽しいぞ、これ。本気でやってみようかな』ってスイッチが入って(笑)。家にあるものでコスプレして、ママに撮影も協力してもらったら、ある日突然バズりました。それから今の事務所に声をかけてもらって、YoutTubeを勧められて始めました」
――10代の女性から絶大な支持を得ています。情報を発信する立場として、意識していることはありますか。
「インフルエンサーなので、情報をいち早くゲットすることを意識しています。インスタを見ていて『次にはやるのはこれ』って書いてあったらとりあえずチェックしたり。
実際に『次はこれがはやるだろうな』と思ったものが後にはやることもあって、けっこう当たります(笑)。TikTokでもはやっている音源じゃないとバズらないみたいなこともあって、海外ではやったものが日本ではやるということも多いので、海外の方のTikTokもよく見ます」
――「次はこれがはやる」という流行が読めるようになったのは、活動を始めた頃からでしたか。
「いや、最近ですね。最近TikTokの仕組みとかバズりそうなものとか、分析をするようになってからです。よく見られている動画の男女比率とかも意識して見るようになりました」
――日々の活動の積み重ねですね。そんなおさきさんは“スーパー女子高生”とも呼ばれていますが、発信している動画において他の人に負けないところはありますか。
「スーパーじゃなくて、私、普通の高校生なんです! 運動も勉強も人よりできないし、特技もないし、普通のJKです。スーパーってなんでもできそうなイメージだけど、全然です! でも、“自然体”ということは意識しています。変に作らずに、このままを載せているので、それは他の人と違うところなのかなって。視聴者さんからのコメントにも、友達からのメッセージみたいに返します。そういうところから親近感を持ってもらえているのかなと思います。
街中でも『え、おさきちゃんじゃん!』って、友達みたいなテンションで話しかけてくれる人が多いです。知っている人かと思ったらファンの方だった、みたいな(笑)。変装もしないですし、ビクビク怖がられるよりフレンドリーな方がうれしいです」
――“自然体”を発信しているYouTubeの動画について、ご家族やお友達からの反響はいかがですか。
「一緒に見ることはないんですけど、弟の携帯から私のチャンネルの音が聞こえてくることはあります。妹も大画面で見ていてくれたり。感想を言ってくることもないんですけど、履歴を見たらちゃんと私の動画が再生されています(笑)。友達は『見たよ』って言ってくれます。勝手に友達の話をすることもあるので『あれ、私のことでしょ』とか。見てくれていてうれしいです」
――視聴者からのコメントは、やはり切っても切り離せないものですか。
「そうですね。コメントで『こういう企画をやってほしい』っていうリクエストをいただくことも多いので、参考にさせてもらっています。みなさんに支えてもらって、ここまでやってこれていると思っています」
――視聴者からのコメントが、次の動画につながるんですね。おさきさん自身で企画が思い浮かぶのはどんなときですか。
「TikTokとかショート動画を見ていて面白そうだと思ったものとか。きょうだいで撮ることも多いので『ちょっとこれ、みんなでやってみない?』って提案します。あとは、妹からショート動画のURLがめっちゃ送られてくるんです。URLを3つだけ、とか。妹がSNSをすごく見ていて、YouTuberさんのことも私より詳しいと思います。妹が見つけたときはあまり知られていないものも、しばらくして有名になることもあります。その才能は私よりあるかもしれないです(笑)。だから『妹の言うこと聞いておこう』みたいな。家族にも支えてもらっています」
――そんなご家族の協力もあってこそだと思いますが、おさきさんがここまで活動を続けてこられている秘訣はなんだと思いますか。
「え、なんだろう。でも、このままの私を発信しているので『しんどいな、きついな』って思ったことがなくて。やってみたいと思ったことを動画に撮っているので、動画の内容もジャンルはバラバラですし、日記というかホームビデオを発信している感覚です。『続けなきゃやばい』みたいなのもないですね」
――「今日は動画撮りたくないな」と思うこともないですか。
「それはあります(笑)。そういう時は撮らないで寝ちゃうか、お風呂入って気持ちを切り替えるか、ママに協力してもらうようにしています。1人で撮るのが寂しいので、ママに助けてもらうことも多いです。あとは、偉人の名言みたいなのを見ます」
――偉人の名言ですか!?
「ハーバード大学の図書館に貼ってある言葉に背中を押してもらっています。『ハーバード大学 図書館 言葉』で検索したら出てくるんです。それを調べて、『よし頑張ろう』って。マジで心に刺さるんですよね。保存して見返せるようにしています(笑)」
――それでは最後に、ファンの皆さんにもメッセージをお願いします。
「『ちょっとしんどいな』と思う日があっても、皆さんのコメントや支えのおかげで毎日投稿できています。これからも応援よろしくお願いします」