大竹しのぶ、『インサイド・ヘッド』スタッフと9年ぶり再会「人生あっという間すぎて悲しい」

俳優の大竹しのぶが18日、都内で行われたディズニー&ピクサーの最新映画『インサイド・ヘッド2』(8月1日公開)来日スペシャルイベントに出席。本作のスタッフと9年ぶりの再会を果たした。

『インサイド・ヘッド2』スペシャルイベントが開催された【写真:ENCOUNT編集部】
『インサイド・ヘッド2』スペシャルイベントが開催された【写真:ENCOUNT編集部】

ピート・ドクター氏と再会

 俳優の大竹しのぶが18日、都内で行われたディズニー&ピクサーの最新映画『インサイド・ヘッド2』(8月1日公開)来日スペシャルイベントに出席。本作のスタッフと9年ぶりの再会を果たした。

 本作は、2015年公開の『インサイド・ヘッド』の続編。大人になると増えていく感情をテーマに、成長して新たな壁に直面する主人公・ライリーの物語を描く。この日はケルシー・マン監督をはじめ、エグゼクティブプロデューサーのピート・ドクター氏、プロデューサーのマーク・ニールセン氏、キャラクター・アート・ディレクターの村山佳子氏が参加。完成した本作をたずさえて来日し、日本のファンに向けてアピールした。

 前作でもカナシミの声を担当した大竹は、「あれから9年経っていたなんてまったく思えず。今回アフレコをしたとき、私の中にきちんとカナシミが生き続けていた。それはとても自然なことで、それだけとても印象的に残っている映画だった」といい、「2は1よりもライリーが大人になっていて感動した。これはぜひとも夏休みに見ていただきたいので心の底から宣伝したいと思いました(笑)」と語った。

 エグゼクティブプロデューサーのピート氏とは、前作のイベント以来9年ぶりの再会となった。大竹は「ライリーの成長は2年くらいですが、そのくらいの感覚しかなくて。特にコロナで4年くらい時間が止まっていた時期もあったので、人生はあっという間に過ぎてしまって、悲しい……」と演じたカナシミの感情を交えてコメント。「でも再会できてうれしいです。前にきれいな本をいただいた。それを当時96歳の母が『なんて美しい色合い』と毎日見ていました。いまも家の本箱に大切に飾ってあります」と伝えた。

 それを受けてピート氏は「こういう形で再会できて、本当にうれしいですね」とにっこり。「キャラクターたちは自分たちの子どものように感じる。大竹さんに僕たちの子どもをこんなに可愛がっていただけて、うれしいです」と感謝した。

 日本語吹替版を見たというピートは「ファンタスティック! 最高でした。もしかしたら英語バージョンより素晴らしかったかも」と絶賛。本作から新たに登場するシンパイの声を務めた多部は「褒めていただいたので少しは調子に乗りたい(笑)」と喜んだ。

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