阿部サダヲ、22年ぶり3度目の朝ドラ 25年前期『あんぱん』風来坊のパン職人役で出演
俳優の阿部サダヲが2025年度前期の連続テレビ小説『あんぱん』に出演することが分かった。17日にNHKが発表した。風来坊のパン職人役として登場する。
「謎がたくさんあって、台本を頂くのが楽しみです!」と喜びのコメント
俳優の阿部サダヲが2025年度前期の連続テレビ小説『あんぱん』に出演することが分かった。17日にNHKが発表した。風来坊のパン職人役として登場する。
同作は『アンパンマン』を生み出したやなせたかしさんと小松暢さんの夫婦をモデルにしながら波乱万丈の物語として大胆に再構成。登場人物名や団体名などは一部改称してフィクションとして描く。何者でもなかった2人が荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した『アンパンマン』にたどり着くまでを描く、生きる喜びが全身から湧いてくるような愛と勇気の物語。ヒロインの朝田のぶを今田美桜が演じ、夫の柳井嵩を北村匠海が演じる。脚本は中園ミホさんが担当する。
阿部は風来坊のパン職人・屋村草吉(やむら・そうきち)役で出演。どこからともなくふらりと高知にやって来た、謎の男で、お金にうるさく口は悪いが、パン作りの腕はたしかな役どころとなる。ヒロイン・朝田と柳井の人生に大きな影響を与えていくという。
阿倍の朝ドラ出演は、1993年『かりん』、2003年『こころ』以来、22年ぶり3度目の出演。「『風来坊のパン職人』という、とても魅力的な役! ワクワクしています! どこから来て、どこへ行くのか? 目的は何なのか? 等々、今のところ謎がたくさんあって、台本を頂くのが楽しみです! 『なんのために生まれて なにをして生きるのか』『なにが君のしあわせ なにをしてよろこぶ』この歌詞が元々すごく好きだったので、連続テレビ小説で関われることが嬉しいです! よろしくお願いします」と喜びのコメントを残した。