【DEEP】“青木真也が認めた男”野村駿太、泉武志に大逆転TKO 満員の後楽園ホールが熱狂
格闘技イベント「DEEP 120 IMPACT」(東京・後楽園ホール)が14日、行われている。第5試合で行われたライト級、5分×3R戦では野村駿太(26=BRAVE)が泉武志(35=FIGHTER’S FLOW)に3回・TKO勝ちした。
青木真也らと練習
格闘技イベント「DEEP 120 IMPACT」(東京・後楽園ホール)が14日、行われている。第5試合で行われたライト級、5分×3R戦では野村駿太(26=BRAVE)が泉武志(35=FIGHTER’S FLOW)に3回・TKO勝ちした。
現ライト級王者である江藤公洋への挑戦者決定戦として行われるこの試合。バックボーンが空手の野村は、約1年前からロータス世田谷で組みを強化してきた。今年1月のONE日本大会に出場した青木真也の練習パートナーも務めている。
泉とは2022年7月のDEEPデビュー戦以来の対戦だった。ケージチェックから良い汗を流していた野村。体も大きい。リカバリーもうまくいったようだった。
開始のゴングとともに距離を詰め、パンチを入れた野村だったが、組みの展開ではやはりレスリング出身の泉に分がある。ピンチに。2Rまではテイクダウンを許し、何度も立つが、常にバックに付かれる苦しい展開が続いた。
後がない状況で迎えた3R。得意の距離から右ストレートを当て相手を揺らす。そのまま左フックを当て、相手がグラウンドに倒れ込むと迫撃のパウンド。立ち上がり、背を向けて離れる泉をケージ際まで追いかけ、バックからパンチラッシュ。レフェリーが試合を止めると満員の会場からは割れんばかりの歓声が上がっていた。
試合後、野村は「みなさん応援ありがとうございました! 会場のみんなもハラハラしたと思うんですけど、僕もめっちゃハラハラしました」と笑顔に。
「江藤選手、次タイトルマッチお願いします」とタイトル戦を要求するとケージに登場した江藤がこれを快諾し、タイトル戦が決定した。