お笑い芸人の明石家さんまが13日、レギュラーを務めるMBSラジオ『MBSヤングタウン土曜日』（午後10時）に出演。自身が口にした商品が送られてきた際、困惑したものを明かした。

“お笑い怪獣”さんまの発言に企業が反応することはたびたび。この日、さんまは番組中に「マルちゃん正麺が大量に……」と同局に届いたと報告した。6月29日の放送で「コシがあんねん。衝撃やった。『こんなインスタント出たんだ。すごいな時代は』って言うたの覚えてんねん。ラーメンのオレの歴史の常識変えた」などと称賛していいた。放送後の7月2日に製造する東洋水産の公式Xが反応し「あの有名なヤングタウン土曜日で、（名前は出せませんが）超人気お笑いタレントのあの方が『マルちゃん正麺』を絶賛してくださっていました！！！　めっちゃ嬉しいです。さんまさん、ありがとうございました。あっヤベ」とボケを入れつつポストしていた。

　ラーメン好きのさんまは「オレも6つ、焼きそば3つ、醤油ラーメン3つ持って帰るように紙袋にもう入れましたけどね」と明かした。村上ショージが「いろんな種類があるんですね」と驚くと、さんまは「知らんかってん、オレも。マルちゃん正麺があっこまで種類あるとは。とんでもない量を……」と続け、ゲストの二瓶有加、小関舞にも「遠慮せずに」と快く勧めた。

　村上は「さんまさんがちょっと『これ食べてんねん』とか『これ使ってんねん』言うと、ホントにそこの会社が送ってくれるから」と大御所の発言の甚大な影響力を告白。村上が「洗濯機とか」と自身の欲しいものの発言をおねだりすると、さんまは「洗濯機もし大量に送ってきたら、とんでもなく迷惑や。毎日放送がとんでもなく迷惑するんで」と笑いながら制止した。

　流れでさんまが「いろんなものを長年送っていただくんで、ホントにありがたいんですけど」と感謝すると、村上は「さんまさんがいろんな商品の名前出して一番困ったのが、送られてきたのがゴム」と暴露。さんまは「十川ゴム。ガス管のゴムや」と言うと、20代のゲスト2人に「お前ら、そうか。ガス管のゴムが見えてるガスを使ってない。プロパンからそのまま、ガスコンロに差すねん」と伝えた。

　さらに、「それ（十川ゴム）は甲子園（高校野球）のスポンサーで、『十川ゴム～』ってあるときなくなったんですよ、そのCMが。『十川ゴムさん、ちょっとあのCM頼むわ』って放送局にね、『十川ゴムさんの放送見なきゃ、高校野球見た気にならん』って言うたら。ちょっと不景気であられて、そのときに十川さんが。そうしたら、（同社の）朝礼で『さんまさんが十川頑張れって言うてくれてるぞ』って気合入れてくれて」と説明し、「そうしたら、オレに10メートルが10本やろ。色違い。『皆さんにも配ってください』って来て」と商品が届いたとした。さんまは「みんなもいらないって言うからやな。ウチの家にマネジャーが持ってきやがってやな、オブジェにしてた。先っぽに人形の頭さして、テープでくっつけて」などと口にして笑わせた。

　最後にさんまは「ホントにラーメンいただいてね、マルちゃん正麺ありがとうございました」とまとめた。