【ブラックペアン2】梅沢富美男、日曜劇場で7年ぶりTBSドラマ出演 立川談春はクレーマー役で登場

俳優の梅沢富美男と落語家で俳優の立川談春が、21日放送のTBS系連続ドラマ『ブラックペアン シーズン2』(日曜午後9時)第3話に出演することが14日に発表された。

『ブラックペアン シーズン2』に出演する梅沢富美男【写真:(C)TBS】
『ブラックペアン シーズン2』に出演する梅沢富美男【写真:(C)TBS】

第2話の注目はクラシック音楽と融合した公開手術シーン

 俳優の梅沢富美男と落語家で俳優の立川談春が、21日放送のTBS系連続ドラマ『ブラックペアン シーズン2』(日曜午後9時)第3話に出演することが14日に発表された。

 同ドラマは、2018年4月期に二宮和也主演で放送された日曜劇場『ブラックペアン』の続編。二宮は『ブラックペアン』シーズン1で、天才的な手技(縫合技術)を持つ外科医・渡海征司郎を演じていた。今回も主演となる二宮が演じるのは渡海ではなく、世界的天才外科医・天城雪彦。人も金をももてあそぶ“悪魔”な役どころ。続編でありながら、新たな役“天城雪彦”を演じる。原作は、海堂尊氏の小説『ブレイズメス1990』『スリジエセンター1991』(講談社文庫)。

 21日放送の第3話には、梅沢と立川の出演が決定した。梅沢が演じるのは狭心症を患い東城大に入院している水野祐一。東城大のある桜宮市で『水野製鉄』という会社を経営している。水野は狭心症を患っているうえに悪性胸腺腫の術後で、助かるには天城のダイレクト・アナストモーシスしか方法がなく、天城から手術を受けるための賭けを持ちかけられる。梅沢がTBSドラマに出演するのは2017年放送の『小さな巨人』以来、7年ぶりとなる。

 立川が演じるのは、狭心症と認知症を患った生活保護受給者の母を持つ梶谷孝利。市民病院から東城大に転院し、研修医のパク・ミンジェ(キム・ムジュン)が母親の担当医になるが、孝利はことあるごとにクレームを入れてミンジェを悩ませている。さらに、梶谷の母は天城のダイレクト・アナストモーシスを受けるしか助かる術がない状態だった。立川のTBSドラマへの出演は2018年の『下町ロケット』以来で約6年ぶり。

 今日14日放送の第2話は、天城が東城大学医学部付属病院にやって来るところから物語が始まる。天城は日本でも「賭けに勝った患者のみを手術する」というスタンスは変えないという。

 天城の直属の部下となった世良雅志(竹内涼真)が担当している患者で、洋菓子店を営む繁野(誠直也)は、資金が足りずスナイプ手術を受けられずにいた。繁野の娘・麻美(蘭寿とむ)は、繁野自身が独自開発した大人気商品であるアップルパイのレシピと販売権を売ることで資金を調達しようとするが、それを知った繁野と孫の結衣(堀越麗禾)は猛反対する。そんな中、繁野が助かるためには莫大な費用がかかる天城のダイレクト・アナストモーシスを受けるしかないことが判明。天城はまだ13歳の結衣に手術を受けるための賭けを持ちかけた。

 さらに天城は、日本医療界デビューは「大勢の観客の前で公開手術を行う」と宣言。高階権太(小泉孝太郎)をはじめとする東城大の医師から反感を買うことに。公開手術シーンはクラシック音楽と天城の妖艶さが融合し、スペクタクルで芸術的な注目場面となっている。

次のページへ (2/2) 【写真】6年ぶりのTBSドラマへの出演となった立川談春の姿
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