元テレビ東京のアナウンサーで多方面のフィールドで活躍する森香澄が6日、山梨・甲府で行われた山梨放送主催のイベント『ジャーン！FES』に登場。自身が主演するドラマの制作を発表した。

　山梨放送開局70周年を記念して制作される特別ドラマで、タイトルは未定。主演を務める森はなんと、アナウンサー役に挑戦する。

「重大発表も!?」と告知されたこの日のトークショー。集まった多くの観客の前で、森が「私、森香澄は山梨でアナウンサーになります！」と宣言すると、会場はびっくり仰天。満面の笑みを見せながら、「『と、言え』と言われたんですけど（笑）。山梨でアナウンサー役のドラマに主演します！」と報告した。過去に山梨の河口湖や富士急ハイランドなどを訪ねたことを明かし、学生時代からの“山梨好き”であることも明かした。ドラマの制作はこれから本格化させていくといい、「山梨は好きなところなのでロケができるのがうれしいですし、山梨のいろいろな魅力をドラマを通して伝えていきたいです」と抱負を語った。

　また、フリートークでは“あざとい目線”を会場に送り、魅力を全面に発揮した。

　本作は、もともとキー局でアナウンサーをしていた主人公が、とある理由で退社し山梨に移住。ローカル局アナウンサーに転身し、ストーリーが展開していく。監督はショートドラマを中心に手掛ける新進気鋭のクリエーター・有山周作氏が務め、制作は元テレビ東京プロデューサーで映像ディレクターの高橋弘樹氏が代表を務めるtonariが手がける。

　撮影は山梨市、甲州市を中心に県内オールロケを予定。地上波だけでなく、TVerや配信プラットフォームを活用し、地域の魅力を発信することで、県内への移住希望者や観光客の増加につなげる狙いもある。

　森はテレビ東京でアナウンサーを務め、2023年3月末に退社。現在はフリーアナウンサー、タレント、モデルとして多数の番組・CMに出演しており、最近は俳優としても才能を開花。SNS総フォロワー数は150万人を超えており、今回のドラマ主演でさらなる新境地を開いていく。