RIZIN王者・鈴木千裕、五味隆典とのボクシング戦はドロー 来月はパッキャオと対戦
立ち技格闘技イベント「MAROOMS presents KNOCK OUT CARNIVAL 2024 SUPER BOUT “BLAZE”」が23日、東京・国立代々木競技場第二体育館で行われている。
同門戦士は「ミスター塩試合」と苦笑
立ち技格闘技イベント「MAROOMS presents KNOCK OUT CARNIVAL 2024 SUPER BOUT “BLAZE”」が23日、東京・国立代々木競技場第二体育館で行われている。
メインカードのボクシングルールに準じた「KNOCK OUT特別ルール」マッチでは現KNOCK OUT-BLACKスーパーライト級王者でRIZINフェザー級王者の鈴木千裕(25=クロスポイント吉祥寺)と五味隆典(45=東林間ラスカルジム)が対戦しドロー決着となった。
年齢差20歳の師弟対決。鈴木は五味の元に弟子入りし昨年11月のヴガール・ケラモフとの対戦前にはオーバーワークになるほどの練習を積んでいた。
赤、緑、青、紫、黄色のペンライトが会場を埋め尽くす。RIZIN仕様のあおりVTRで会場のボルテージはマックスになり大歓声に包まれた。2人の入場には思わず立ち上がってしまうファンも。五味コール、千裕コールともに響いていた。
序盤2人は探り合う展開だったが、鈴木が右ストレートを当てるとな2人の殴り合いが加速した。五味の大振りなパンチを避け、コンパクトにカウンターのストレートやフックを放っていた。
近距離での打ち合いが期待されたお互い大きなダメージはなく試合は終了。ジャッジ3者が29-29と判断しドローとなった。
なお鈴木は約1か月後の格闘技イベント「超RIZIN.3」でマニー・パッキャオ氏と「RIZINスタンディングバウト特別ルール」で対戦する。
この試合直後に会見を行った鈴木と同門の栗秋祥梧は「ミスター塩試合。つまらなかった」と苦笑いだった。