菅野美穂、育児の大変さ実感「イライラすることはしょっちゅう」も…母に感謝「こういう思いをして育ててくれた」
俳優の菅野美穂が14日、都内で行われた映画『ディア・ファミリー』の初日舞台あいさつに出席。「叶えたい夢」を聞かれると、「カブトムシの幼虫を成虫にしたいです」と言い放ち、笑いを誘った。
大泉洋は大笑い「とにかく舞台あいさつを荒らすよね~」
俳優の菅野美穂が14日、都内で行われた映画『ディア・ファミリー』の初日舞台あいさつに出席。「叶えたい夢」を聞かれると、「カブトムシの幼虫を成虫にしたいです」と言い放ち、笑いを誘った。
横に立つ大泉洋が「とにかく舞台あいさつを荒らすよね~。何!?」と大笑いしながら聞くと、菅野は「何年か前に幼虫を育てて、さなぎになろうとする時に筒で“さなぎマンション”を作って成長を手助けする。6つくらい作ったけど、大人にならなかった」と悔しそうに語った。
すると福本莉子が、過去に「小学生くらいのとき、家でカブトムシのさなぎから成虫まで飼っていました。ちゃんと育ちました、ゼリーで」と明かすと、菅野は「えっすごい! ゼリーが1番いいんだよね~」とカブトムシトークで盛り上がる。大泉は「まさかこの話が広がるとは……」と苦笑いだった。
心臓疾患は日本人にとって致命的な病だった1970年代。心臓に先天的な疾患を抱えた娘のため、知識も経験もない中で医療器具開発に挑み、のちに世界で17万人もの命を救うことになる「IABPバルーンカテーテル」を誕生させた、実在した家族をモデルに描く。娘を救いたい一心で開発に心血を注ぐ、父・坪井宣政を大泉、宣政を支える妻・陽子を菅野が演じ、初共演で夫婦を演じた。
家族の絆を描いた本作。菅野は堺雅人と結婚し、現在育児に奮闘するママ。「育児で余裕がなくイライラすることはしょっちゅう。でも家族がいなければ感じ得なかった気持ちが確実にある。子どもは愛おしいのは想像通りですが、こんなにも大変なんだとは想像できなかった」と育児の大変さを吐露。続いて「自分の母も、こういう思いをして育ててくれたと思う。“幸せ”と“辛い”という漢字は似ている。自分が望んだ感情以外を知ることが人生の彩りだと思うと、やっぱりそれは家族がもたらせてくれる」と語った。
舞台あいさつにはそのほか、川栄李奈、新井美羽、SixTONESの松村北斗、月川翔監督も参加した。