元HKT48の矢吹奈子が10日、月曜レギュラーを務めるMBSラジオ『アッパレやってまーす！』（月～木曜午後11時30分）に出演。5月11日のXへの「“ナンパとかじゃないんですけど、めっちゃタイプで……”って声かけられたんですけど、これはナンパじゃないんですか？？」という投稿の経緯を語った。

　リスナーから出演者に見解を問うメールが寄せられた。「いきなり？」と聞かれた矢吹は、「そうなんですよ。ホントに駅からもう5メートル先ぐらいのお店に入ろうと思ったら、通りすがった人から急に“すいません”って声かけられて。“あっ、気づかれちゃったかな”って思ってパッと振り返ったら、“あの、ナンパとかじゃないんですけど、めっちゃタイプで”みたいな」と状況を思い返した。

　我が家・坪倉由幸から「マスクしてた？」と聞かれると、「マスクは、あっ、してました。（そう）だし、ホントに日焼け止めとかしか塗ってなかったし」と返答。坪倉が「ちょっとスッピンみたい」と言われ、「ハイ。（そう）だったんですけど。でも、最初“ナンパとかじゃないんですけど”“じゃあ何だろう”って思ったんですけど。その後に“めっちゃタイプで”って言われたから、“あっこれはナンパかな”と思って、“あっ、すいません”みたいな感じで言ったら、すぐに反対向いて行かれたんですよ。だから、“あれは何だったんだろう”と思って」と当時の心境を口にした。

　坪倉が「ナンパで、“脈ない”と思ったからあきらめたんでしょう」と推測すると、矢吹は「私のその態度が“ないなと思った”からってこと」と確認。坪倉が「どんな感じで断ったっていうか、言い方」と質問すると、矢吹は「（笑いながら）“あっ、すいません”みたいな」と再現し、夕方5時ごろだったとした。共演男性陣は「ナンパ」で一致し、矢吹は「（やっぱり）ナンパなんだ」と発言。坪倉は「マスクもしてて、奈子ちゃんって気づかず（だから）」とした。

　女性レギュラーで俳優の坂ノ上茜が「ナンパって、声かけて一緒に出掛けるのがナンパってことなんですか」と聞くと、男性陣が「連絡先聞いて」「食事したりとか」と回答。坪倉は「旅行のときとか、よくナンパしてたわ。旅行先で“この後、一緒に飲まない”とか」と打ち明けた。矢吹から「それは何人かでですか」と尋ねられると、「何人かいるときもあるし」と返した。坂ノ上から「それはタイプとかそういうのじゃなくて、普通に楽しむみたいな」と聞かれると、「タイプ、タイプじゃないまでは別にあれだけど。そこまでは考えてない」とした。坂ノ上がさらに「そういう下心的なものはなくて、普通に仲良くなりたいみたいなのもナンパってことなんですか」とつっこむと、坪倉は「多少、下心あるよね」とぶっちゃけ、男性陣も同意。笑いが起こる中、坂ノ上は「ナンパはやっぱ、そういうの（下心）はあるんですね」と理解した。

　最近はマッチングアプリなどが主流ではという声に、矢吹は「街によるかな。新宿とか渋谷はめっちゃ多いです」とナンパも“健在”と伝えた。矢吹の投稿については改めて「ナンパ」と断定し、坪倉が「それがもし奈子ちゃんのタイプみたいな人でもダメだった？」と聞くと、矢吹は「嫌ですね」と即答。共演陣が同調すると、矢吹は「（ナンパされて）それで“インスタ教えて”と言われて、インスタ教えてどうなるだろう」と言うと、坂ノ上は「公式アカウントを教えたら、ちょっと面白いですけどね。単純にフォロワー増えますね」と笑った。

　初めての経験かと聞かれた矢吹は、「いや全然。ナンパ自体は初めてじゃないけど、その聞かれ方が初めてだったんで。“何でだろう”と思ってツイート（ポスト）したんですけど、そうしたら結構、反響がすごくて」と明かした。普段の“手口”について「“この後、時間空いてる？”みたいな感じの声のかけ方が多いです。“え、帰るの？”とか、そういう感じです」と説明し、相手は矢吹と気づいていないという。矢吹は「例えば声かけられて、私は逃げたいじゃないですか。でも、ずっとついてきたりするから、そこをもし誰かが撮っちゃったりしたら、写真を。そういうのが怖くて、私は結構、逃げたいんですよ」と切実な悩みを告白した。ところが、「1人で歩かない方がいい」という助言に、「1人が好きなんで」とキッパリ。「じゃあ仕方ない」という声とともに笑いが起こった。坂ノ上が「手をあげてくる人は大体ナンパ」という独自の”見極め方”を明かすと、矢吹は「それで見極めよう」と参考にするとした。

　また、“逆ナンパ”された経験を聞かれて「ないですね」としたKis-My-Ft2・二階堂高嗣は、デビュー前のジュニア時代に東京・原宿でスカウトされた体験を明かし、「いま、僕、どこどこ（事務所）の（所属と）社名を言ったら、“あなたは将来が約束されてるんですね。すみませんでした”って。一発でした。社名言ったら」と相手の反応を振り返ると、一同は「へえ」と言いながら納得の様子だった。