ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥（大橋）が8日（現地時間7日）に行われたヤンキース―ドジャースの一戦を観戦した。米興行大手のトップランク社がインスタグラムでその様子を公開した。

“モンスター”がニューヨークに降臨だ。黒地に白の水玉模様がデザインされたシャツに身を包んだ井上は、座席に座り、ヤンキースのロゴが入ったポップコーンバケットを持ちながら、カメラにサムアップポーズ。米国の野球を楽しんだようだった。

　7日（現地時間6日）には、同地で2023年の全米ボクシング記者協会（BWAA）が選ぶ年間最優秀選手賞の授賞式、そして夕食会に出席した井上。Xで「想像以上に世界のボクシング関係者の皆さんに歓迎して頂き、また祝福の言葉をたくさん貰えました。感無量です。今回の受賞にあたり、支えて下さった全ての皆様に感謝致します」とコメントしていた。

　井上の登場に「大谷選手とのツーショット、期待しちゃいますね」「最高の試合に最高の観戦者」といった日本語のコメントのほか、「The goat!」「レジェンドがいるのに、狂喜乱舞しない人たちばかりで正直困惑」「庶民と同じようにポップコーンを楽しむとは、なんというチャンプなのだ」など海外のファンの声も寄せられていた。