向井理、過去イチのホラー体験を告白「夜中12時にブーンという音が」「調べたら2匹」

俳優の向井理が8日、PARCO劇場で行われた舞台『ウーマン・イン・ブラック~黒い服の女~』初日前会見に共演の勝村政信、演出のアントニー・イーデンと共に参加。これまでに経験したもっともホラーなことを明かした。

初日前会見に登場した向井理【写真:ENCOUNT編集部】
初日前会見に登場した向井理【写真:ENCOUNT編集部】

「あの時の怖さは今でも覚えています」と苦笑い

 俳優の向井理が8日、PARCO劇場で行われた舞台『ウーマン・イン・ブラック~黒い服の女~』初日前会見に共演の勝村政信、演出のアントニー・イーデンと共に参加。これまでに経験したもっともホラーなことを明かした。

 イギリスの女流作家スーザン・ヒルの小説を元に手掛けられた本舞台は、12の言語に翻訳され、世界40か国で上演されているホラー作品。PARCO劇場では2015年以来8度目、9年ぶりとなる。

 これまで故・萩原流行さん、西島秀俊、上川隆也、岡田将生が演じてきたヤング・キップス役を演じる向井は「あっという間に稽古が進んでいて、とても順調にきています」と明日から始まる舞台への仕上がりを明かすと「2人芝居なので、いつも以上にしっかりコミュニケーションをとりながらやってきました」と勝村を見つめる。

 オールド・キップスを演じる勝村とは、本作が初共演となるが、向井は「お仕事以前に、サッカーでご一緒したことがあったので、稽古場でも(芝居の)パスを出し合えるような感じでやれています」と共通の趣味が良いコミュニケーションツールになっていると明かすと「兄のような遊び心がある方なので、僕もリラックスして臨めています。学ぶことがとても多いです」と敬意を表する。

 またホラー作品である本作にちなみ「これまで体験したもっともホラーな出来事」について問われた向井は「学生のとき一人暮らしをしていたのですが、夜一人で寝ていたら、夜中の12時ぐらいに『ブーン』という音がして、怖くなって明かりをつけたらG(ゴキブリ)が飛び交っている音で……。最終的には退治したのですが、調べたら2匹いまして……。あの時の怖さは今でも覚えています」と苦笑いを浮かべていた。

 向井は「ホラーという言葉が最初に出てくる作品ですが、それだけではない演出やお芝居がたくさん散りばめられています。いろいろな感情が飛び交う舞台になっています」と魅力を語ると、勝村も「めちゃくちゃ怖くてめちゃくちゃ楽しい。初演から30年数年経過していますが、俳優だけではなくスタッフもこの作品を心から愛している。まったく色あせていない舞台なので、ぜひ劇場に足を運んでほしいです」とアピールしていた。

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