DXTEEN、メンバー6人の多彩なキャラクター「筋トレは1日おき」「得意料理はからあげ」

6人組グローバルボーイズグループ・DXTEEN(ディーエックスティーン)は、JO1、INIが所属するLAPONEエンタテインメントによる3組目のグローバルボーイズグループで、2023年5月にデビューした。メンバーはオールラウンダーの大久保波留(おおくぼ・なる)、最年少18歳の田中笑太郎(たなか・しょうたろう)、リーダーの谷口太一(たにぐち・たいち)、低音ボイスの寺尾香信(てらお・こうしん)、ラッパーの平本健(ひらもと・けん)、メインボーカルの福田歩汰(ふくだ・あゆた)。7月17日には、ファーストアルバム『Quest』をリリースする。現在は単独ツアー『2024 DXTEEN 1ST ONE MAN LIVE TOUR~START OF THE QUEST~』を開催中で、6月9日には東京・Zepp DiverCity TOKYOで最終公演を控えている。今回は、6人各々に性格やキャラクターなどを聞いた。

今年1月にはグループ初となるオリコン週間シングルランキングで1位を獲得した【写真:北野翔也】
今年1月にはグループ初となるオリコン週間シングルランキングで1位を獲得した【写真:北野翔也】

格闘技歴が長い大久保、筋トレにハマる寺尾、田中は小学生から料理好き

 6人組グローバルボーイズグループ・DXTEEN(ディーエックスティーン)は、JO1、INIが所属するLAPONEエンタテインメントによる3組目のグローバルボーイズグループで、2023年5月にデビューした。メンバーはオールラウンダーの大久保波留(おおくぼ・なる)、最年少18歳の田中笑太郎(たなか・しょうたろう)、リーダーの谷口太一(たにぐち・たいち)、低音ボイスの寺尾香信(てらお・こうしん)、ラッパーの平本健(ひらもと・けん)、メインボーカルの福田歩汰(ふくだ・あゆた)。7月17日には、ファーストアルバム『Quest』をリリースする。現在は単独ツアー『2024 DXTEEN 1ST ONE MAN LIVE TOUR~START OF THE QUEST~』を開催中で、6月9日には東京・Zepp DiverCity TOKYOで最終公演を控えている。今回は、6人各々に性格やキャラクターなどを聞いた。(取材・構成=コティマム)

――大久保さんは格闘技をされていたそうですね。腕の筋肉がすごいです。

大久保「4歳から14歳くらいまでやっていました。当時から筋肉質でしたし、今も時々ジムには行っています。水泳をしていたこともあって、骨格も昔から大きかったです」

福田「すごい筋肉出てる!」

田中「CMに出れるよ!」

――寺尾さんもこの1年で「筋肉がついた」とのこと。

寺尾「筋トレは1日おきにやっています。まだまだ発達中です」

平本「いつから筋肉キャラになった(笑)」

寺尾「半分はメンタル的に安定するのもあってやっています。ダンス練習の時に、筋トレが上手い具合に作用して、ちょっと余裕が持てたら練習も円滑に進むし」

――大久保さんから寺尾さんに、筋トレのアドバイスはありますか。

大久保「例えば『胸を鍛えたい』となった時に、胸以外を意識しちゃうと違うところに筋肉がついちゃいます。腹筋する時も、お腹じゃなくて胸や肩とか他の筋肉を使っちゃうと意味がない。鍛えたい部分を触りながら、『ここを意識するぞ』と思ってやった方がいいです」

田中「意識が大事なんだね」

――この1年でいろいろなアーティストと共演されたと思いますが、影響を受けた方は。

大久保「僕はもう、(6人組の)WATWINGさんですね。この仕事を始めてからWATWINGさんを知ったのですが、初めて見た時から『すごいグループだな』と。パフォーマンスもリハーサルも、自分たちで作り上げている感じがかっこいいし、スタッフさんや共演者さんに対するフレンドリーな感じ。共演者の方から愛される要因はそれなんだろうなと。対バンと2マンライブで共演させてもらって、刺激をもらいました。見習うべきところ、勉強できるところがめちゃめちゃありました」

――田中さんは料理好きですね。得意料理はありますか。

田中「韓国で合宿をしている時にチャーハンを作りました。みんなに食べてもらってたのですが、からあげも好評でみんなが『好き』って言ってくれました」

大久保「からあげ食べてぇ~」

田中「休みの日や練習が終わった後の夜は僕が作って、食べてもらってました」

――料理は昔から得意だったのですか。

田中「僕のパパが料理上手で、小学生くらいからパパの料理姿を見て、お手伝いもしていました。パパに代わって僕が作ってみたり」

大久保「頼んだら作ってくれる?」

田中「いいよ」

大久保「からあげ、マジで食べたい」

――田中さんはデビュー後、「ビジュアルが成長した」と話されていました。

大久保「笑太郎が、大人になっちゃったっていうのは感じますね。最初の方はもっと子どもらしくてあどけなかった。唯一の年下っていうのもあったので、ちょっと悲しく感じます」

田中「僕は別に大人になったつもりはないんですけど(笑)。身なりは変わりましたね」

大久保「それはいいことなんですけど、1周回って“親の目線”まではいかないけど、昔が懐かしいな~みたいな」

――完全に親目線ですね。

大久保「特に昔の写真を見ていると、笑太郎は他のメンバーより幼くてあどけなさが一番あったので、『ああ、懐かしいな』と感じます(笑)」

韓国語が得意な谷口、笑いのオールラウンダー・平本、福田は“聞き役”

――リーダーの谷口さんは韓国語が堪能です。どこで勉強されたのですか。

谷口「僕はもともと韓国の事務所で練習生として生活していました。韓国人の方しかいない状況で、日本語を使うことはほとんどなかったので、自然と学んでいきました。韓国人と話しながら、徐々にレベルを上げていった感じです」

――事務所に入る前まで韓国語の経験は。

谷口「全く何もしてなかったので、ハングルさえも書けないし、読めない状況でした。ゼロからです。レッスンも受けながら、徐々にハングルも書いて読んで、韓国人の練習生に聞きながら勉強しましたね。今は書くことも、読むこともできます」

――今後、海外公演などがあったら心強いですね。

谷口「韓国公演の時は谷口が」

平本「と、俺ですね」

谷口「香信も今、韓国語のレッスンを受けていて、結構、話せます」

寺尾「いやいや、受けてはいるのですが、僕は合宿で1年いても全然しゃべれなかった(笑)。でも、聞き取りは全員できますね」

平本「僕はまぁ、しゃべれますね」

谷口「なんでそんな背伸びするの(笑)」

寺尾「韓国語の先生に、『太一くんは韓国語がうまいから、韓国語で話しかけてみて』と言われて、頑張って話しかけたら、笑われましたね」

谷口「かわいいんですよね、香信。ベースはできてるかな」

寺尾「いつか本腰入れてやる。集中的にやります」

――平本さんは、谷口さんとのやり取りでも感じましたが、兵庫県出身だけあって関西のノリがありますね。

平本「関西のノリはあるんですけど、やっと周りが、最近なじんできたなって。太一と笑太郎が合流する前の4人しかいなかった時は、関西出身が僕しかいなくて、ボケてもボケを聞き返されるというか……」

――ボケが伝わらないと。

平本「そうですね。それが続いて、『どないしよ』って」

谷口「どないしよ(笑)」

平本「最近、みんながお笑いを見始めて、興味を持つようになってくれたので、僕が生き始めた(笑)」

谷口「イキイキし始めた!」

平本「僕はボケというよりはツッコミだけど、最近はどっちでもいけるようになってきました」

谷本「笑いのオールラウンダーです」

平本「(奈良県出身の)太一とご飯に行った時は、どっちもボケて収集がつかなくなりました」

――DXTEENのお笑い担当ですね。プロフィールには「寂しがりや」と書かれていましたが……。

平本「寂しがりやは卒業しました」

谷口「確かに前は、買い物に行く時も絶対に誰かがいないと行けないタイプやったけど、最近は1人で買い物して『この服どう?』とか言ってくるね」

平本「1人が楽だなって、思ったんですよ。自分が行きたい店だけに、気を遣わずに行けることが、楽やなぁって」

――寂しさを克服するきっかけがあったのですか。

平本「僕はラーメンやお寿司が好きで、どうしても食べたくなってしまった時があって。誰かを誘っても、予定が合わなかった時があって。でも、本当に食べたかったので、『じゃあ、1回、1人で行ってみようかな』って。それが自分を突き動かしました」

――食が突き動かしたと。

平本「それプラス、『絶対に欲しいもの』ですかね。『1人で行ってでも手に入れたいな』って。最近は1人でも余裕です」

谷口「そうなれたんや」

――プロフィールが変わりましたね。

谷口「よかった。よかったよ」

――寺尾さんは、ご実家がお寺ということで。デビューが決まった時には寺院関係者も驚かれたのでは。

寺尾「そうですね。衝撃はあったと思います。一応、高校時代にお寺を継ぐ資格は取得しています」

――楽器もベースやギターなどマルチプレイヤーだそうですね。

寺尾「高校で、軽音部に入ってベースを3年くらいやっていました。音楽の授業で興味を持ったギターをやったり。弦楽器系はあまりできないけど、ピアノだけはしっかりやっていました」

――福田さんはプロフィールで「あまり話をしない」と書かれていましたが、普段は“聞き役”ですか。

福田「自分から行くよりは、メンバーが話しかけてくれて、一緒に話す感じですね」

大久保「歩汰くん独特の空気感があって、それが話題になったりします」

田中「僕は意外と、歩汰くんからLINEが来ること多いかな。面白い動画があったら全部共有していて、『これ面白いね~』みたいな話を歩汰くんの方からもしてくれます」

――福田さんから見て、1年間の中で変化を感じたメンバーはいますか。

福田「香信の安心感が増した気がします。もともと落ち着いていて頼りになっていたけど、ステージでもその安心感が出るようになってきました。何かアクシデントがあって全員がテンパる瞬間があっても、香信が落ち着いていて、乱れたものをすぐ元に戻してくれる。香信がいるから回りも落ち着けるというか、グループにとって必要な存在です」

寺尾「ありがとうございます。(デビューして)ちょっと自信がついて、1年積んできた経験があって、心に余裕が持てたのかな」

――自信と余裕が安心感につながったのですね。

寺尾「あとは筋トレですね(笑)筋トレが全部プラスにつながっています」

□DXTEEN(ディエックスティーン) LAPONEエンタテインメント所属3組目となるグローバルボーイズグループ。2022年10月、大久保波留、田中笑太郎、谷口太一、寺尾香信、平本健、福田歩汰の6人で結成され、翌23年5月10日にシングル『Brand New Day』でデビュー。今年1月には3枚目シングル『Snowin’』でグループ初となるオリコン週間シングルランキングで1位。グループ名には、「夢(Dream)を目指し、一歩一歩、拡張(eXtention)・拡大(eXpand)しながら成長していき、努力と挑戦を重ねていく6人の青春(Teen)の“無限な可能性”を表現し、時間が経ち成長しても夢見る青春心を失わず、夢をさらに大きくしていく」という意味が込められている。

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