竹中直人、念願の映画プロジェクト参加 話題の芸人を主演に起用し「大ファンだった」

俳優の竹中直人が31日、都内で行われた『MIRRORLIARFILMS Season5』公開記念舞台あいさつに登壇。本プロジェクトと自身が監督としてメガホンを取った短編映画『たてこもり』についてトークを繰り広げた。

舞台あいさつに参加した竹中直人【写真:ENCOUNT編集部】
舞台あいさつに参加した竹中直人【写真:ENCOUNT編集部】

短編映画制作プロジェクト『MIRRORLIAR FILMS』

 俳優の竹中直人が31日、都内で行われた『MIRRORLIARFILMS Season5』公開記念舞台あいさつに登壇。本プロジェクトと自身が監督としてメガホンを取った短編映画『たてこもり』についてトークを繰り広げた。

『MIRRORLIAR FILMS』は、クリエイターの育成発掘を目的とする短編映画制作プロジェクトで、これまで俳優、映画監督、漫画家、ミュージシャンなどが監督した36本の作品を発表。Season5~8では、竹中、大橋裕之、小栗旬、浅野忠信といった著名クリエイターの作品から一般公募作品まで、多彩な短編映画が集まった。Season5は、31日からヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて、2週間限定で上映される。

『たてこもり』の主演には、吉本興業所属で演技力とコンビネーションが話題のお笑いコンビ・スクールゾーンを起用。大きな拍手で迎えられた竹中が外国語風の言葉であいさつをすると、すかさず俵山峻が通訳をして笑いを誘う、息の合った連携を見せた。

 山田孝之と阿部進之介が発足した本プロジェクトに初参加となった竹中は、「ずっと続けているのを知っていて、いつか僕にも声をかけてくれないかなと楽しみに待っていた。声がかからなくて、『なんだよ、ふざけんなよ』と、ひねくれる寸前だった」と、舞台あいさつに同席した阿部をチクり。念願の参加を果たし、「声をかけていただいて、楽しくて楽しくて、あっという間に駆け抜けた時間でした」と撮影を振り返った。

 主演に抜てきされた初映画となった俵山は、「竹中さんが楽しく演出していただいて、僕らも心を軽やかにすることができました。僕らをキャスティングしてくださり、うれしく思っています」とコメント。この言葉を受け竹中が「大ファンだったので」と返すと、ものまねが得意な橋本稜は、リハーサルと本番の竹中監督の違いを表現する細かすぎるものまねで来場者を喜ばせた。

 舞台あいさつには、『MIMI』より俳優の森永悠希、榊原有佑監督、『変哲の竜』の大橋裕之監督、『さようなら、あおいの赤いメガネンティティ』の巖川虎太郎監督、『NAIKU』のピウス・マチュルスキス監督、『駆け抜けたら、海。』の十川雅司監督も登壇した。

次のページへ (2/2) 【写真】『MIRRORLIARFILMS Season5』登壇者の集合ショット
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