【虎に翼】博多大吉、朝ドラの物語展開に“違和感”「金曜日みたいな終わり方」
NHK『あさイチ』(月~金曜午前8時15分)でMCを務める博多華丸・大吉と鈴木奈穂子アナウンサーが29日、この日放送された連続テレビ小説『虎に翼』の第43回について、恒例の朝ドラ受けを展開した。この日の『虎に翼』では寅子(伊藤沙莉)の父・直言(岡部たかし)が、これまで家族に内緒にしていた多くのことを謝罪。ラストにはナレーションである衝撃的なことが伝えられた。
第43回では直言が一生分の“ざんげ”、そして…
NHK『あさイチ』(月~金曜午前8時15分)でMCを務める博多華丸・大吉と鈴木奈穂子アナウンサーが29日、この日放送された連続テレビ小説『虎に翼』の第43回について、恒例の朝ドラ受けを展開した。この日の『虎に翼』では寅子(伊藤沙莉)の父・直言(岡部たかし)が、これまで家族に内緒にしていた多くのことを謝罪。ラストにはナレーションである衝撃的なことが伝えられた。
(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)
第41回では寅子の兄・直道(上川周作)、第42回では夫・優三(仲野太賀)の戦死が明らかになる様子描かれた。この日放送された第43回では序盤に栄養失調と肺炎が悪化した直言の命が長くないとの診断が描かれた。その後、直言が寅子に優三の戦死を隠していたことを謝罪したほか、家族に内緒にしていた多くのことを“ざんげ”する場面が描かれた。
内緒にしていた主な内容は、寅子の結婚の際、直言は結婚相手について「優三君かー」とがっかりしたようで、「花岡君がいいなと思ってた」と明かした。寅子の夫は花岡と思い込み花岡の下宿先を見にいった過去も暴露。また「はるさんが怖くて残業ってウソをついて飲みに行ったこともある」「直明ができ過ぎる子だから本当に俺の子なのかと疑ったこともある」「花江ちゃんがどんどん強くなって嫌だなと思った」などなど。
それでも寅子は何度も「ごめん」と繰り返す直言に「お父さんだけだったよ。家族で女子部に行ってもいいと言ってくれたのは……どんな私になっても私をかわいい、かわいいって、いっぱい言ってくれたのはお父さんだけ」と父を笑顔で許した。直言は「当たり前だろ。トラは俺の誇り、宝物なんだから」と答えていた。その直後、直言は意識を失った。だが寝ているだけだった。そんな“旅立ちのフェイント”の後、ナレーションで「数日後、直言は静かに息を引き取りました」と伝えられた。
『あさイチ』の冒頭、華丸が「ほほえましかったですけどね」と直言と寅子をはじめとする家族の様子の感想を語ると、鈴木アナも「思わず吹き出してしまうシーンでしたけどね」と語った。大吉は「まだ水曜日なんですよね。なんか金曜日みたいな終わり方だなと思って」と物語の展開の印象を素直に語った。
その後、鈴木アナは「でも、まだ寅子は優三さんについて泣いてないですよね。多分、まだ。そのあたりどうなるのかな」と語った。大吉も「感情はまだ出してないですよね」と語っていた。