マシンガンズ滝沢「芸能界を信用してない」 ゴミ清掃員として活動するモチベーションに

現役のゴミ清掃員としても活動しているお笑いコンビ・マシンガンズの滝沢秀一が28日、都内で行われた足立区マイナスイメージ払拭プロモーション発表会に出席。地元である足立区の魅力を発信した。

イベントに登場したマシンガンズ・滝沢秀一【写真:ENCOUNT編集部】
イベントに登場したマシンガンズ・滝沢秀一【写真:ENCOUNT編集部】

足立区マイナスイメージ払拭プロモーション発表会

 現役のゴミ清掃員としても活動しているお笑いコンビ・マシンガンズの滝沢秀一が28日、都内で行われた足立区マイナスイメージ払拭プロモーション発表会に出席。地元である足立区の魅力を発信した。

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 滝沢は、2012年に家庭の収入を支えるためゴミ収集会社に就職。ゴミ回収の現場や分別方法などのSNS発信が話題となり、現在はゴミや環境問題をテーマにした著書の執筆、イベント開催などを精力的に行っている。

 3歳から22歳まで足立区で暮らしていた滝沢は、多感な時期を足立区で過ごし、「昔は石を投げたらヤンキー。やんちゃというか、言葉を選ばずに言うと、暴走族だらけでした」と回想。23区の犯罪発生数(刑法犯認知件数)で4年連続ワースト1になった過去があるが、「今はそんなことないという話を聞いた」と地元の変化に驚いた。

 治安を維持するための案として、「集積所をきれいにする」とアピール。さまざまな地域でゴミ回収をした経験から、「一般的に治安が悪いと言われる所は、だいたい集積所も汚い。放置自転車や落書きもあったりして、いろんなものが汚れている。まずはそこをきれいにしようと、ずっと言っています。街をきれいにすることによって、治安を維持するということは大事だと思います」と熱く語った。

 区外にアピールしたい足立区の魅力を聞かれると、「足立区というのは、23区のTHE SECONDだと思う」と、自身が出場した結成16年以上の漫才師によるお笑い賞レース『THE SECOND』に重ねて回答。「個々を見たりすると、いい面がたくさんある。芸人も売れなくても面白い芸人がいたりするのが、THE SECONDという大会で、おじさんを再認識しましょうという大会。なので、もう一度見直して、いい所を見よう。僕は未来に向かう区だと思っていて、足立区の素晴らしい所をみなさんに知っていただけたら」とメッセージを送った。

 ゴミ清掃員として活動するモチベーションについては、「清掃の仕事が好き。好きだからやれる。芸能界を信用していない所もありますので、清掃員をやっていたらいつでも戻れるじゃないかみたいな」と話し、笑顔を見せていた。

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