R-1優勝の街裏ぴんく、2年前に引退を止めてくれた妻に感謝「『一般社会ナメるな』と言われ」
今年のR-1で優勝を飾ったお笑いタレント・街裏ぴんくが19日、東京・なかのZERO小ホールで優勝後、初の独演会を開催し、開演前に記者会見した。引退を止めてくれた妻への感謝を明かした。
優勝後初の独演会前に記者会見
今年のR-1で優勝を飾ったお笑いタレント・街裏ぴんくが19日、東京・なかのZERO小ホールで優勝後、初の独演会を開催し、開演前に記者会見した。引退を止めてくれた妻への感謝を明かした。
街裏は架空の話で笑いを追求するホラ漫談が持ち芸。これで王者になり、予定より150枚増で自身の独演会最多500枚にしたこの日のチケットも完売した。3月9日の優勝から2か月、会見ではまずは取材陣約30人を前にネタを披露。その後、R-1の優勝賞金500万円が未入金であることを打ち明け、愛妻への「感謝」を口にした。
「実は2022年に『Be-1グランプリ』と大会で優勝しましたけど、半年ぐらい状態が変わらないので、『もう、一般社会で働こう』と言ったら、『絶対ダメ。バイトもすぐ辞めるし、続くわけがない。一般社会をナメないで』と止められました。2023年には状況が少しずつ良くなりましたし、辞めないで良かったです。本当にやりたいことがあって良かったですし、僕はお笑いがないと終わっていました。妻に感謝しています」
これまでは、アルバイトを掛け持つなどした妻に支えられていた。そして、街裏が優勝したことで、妻は機嫌が良くなったという。
「口角が4センチぐらい上がって、髪にインナーカラーを入れました。ピンクではなく金ですが」
500万円は未入金だが、街裏は「嫁さんは今までためていた欲望が、マンホールから水が飛び出すぐらい出てるんで」と明かし、「次のクレジットの請求がえぐいことになっているかもしれません」と心配顔。「本当に500万円待ちです」と早期振り込みを願った。