高杉真宙、『世にも奇妙な物語』初出演&初主演に喜び「まさか主演として声を掛けて頂けるなんて」

俳優の高杉真宙が6月8日に放送されるフジテレビ系ドラマ『世にも奇妙な物語』(午後9時)の最新作で、初出演にして初主演を務めることが20日に発表された。

『世にも奇妙な物語』に初出演した高杉真宙【写真:(C)フジテレビ】
『世にも奇妙な物語』に初出演した高杉真宙【写真:(C)フジテレビ】

白い部屋に連れ去られる主人公のエピソード「人類の宝」

 俳優の高杉真宙が6月8日に放送されるフジテレビ系ドラマ『世にも奇妙な物語』(午後9時)の最新作で、初出演にして初主演を務めることが20日に発表された。

 フジテレビは、おなじみのストーリーテラー・タモリと豪華キャストが視聴者を“奇妙な世界”へといざなう人気シリーズの最新版、土曜プレミアム『世にも奇妙な物語’24 夏の特別編』を6月8日午後9時から同11時10分に放送することが決定。1990年4月にレギュラードラマとして放送を開始し、その後は特別編という形で年に2度放送を続け、これまで各時代を代表するような作家や脚本家と豪華俳優を掛け合わせることによってその名の通り“奇妙な”物語の世界観を作り出してきた本シリーズ。今年も珠玉の4つの“奇妙な”短編ドラマが描かれる。

 この度、4つの“奇妙な”エピソードの1つ「人類の宝」で、高杉が初出演にして初主演を務めることが決定。高杉が演じるのは、アルバイトを転々としグラフィティアートを描きながらその日暮らしをしているフリーター・佐倉エイスケ(さくら・えいすけ)。いつものようにグラフィティアートを描いていたエイスケは、世界文化遺産保全機構(WCCO)の三嶋左近(新納慎也)と出会う。左近はエイスケの作品にほれ込み、「あなたはまさに人類の宝だ! あなたを保護させていただきます」とエイスケを連れ去ってしまう。エイスケが連れられた場所は、ほとんど家具のない白い部屋。何が起きているのか分からずぼう然としていると、どこからか女性の歌声がかすかに聞こえてきた。通気口を使い呼びかけてみると、その女性はミハル(恒松祐里)と名乗るのだった。

 高杉は初出演に「まさに“奇妙”らしい作品を演じさせて頂けてうれしい」とコメントしている。以下、高杉のコメント全文。

○高杉真宙

――本作への出演について

「昔から見ていた番組なので率直にうれしかったです。まさか主演として声を掛けて頂けるなんて驚きました!」

――台本を読んだ感想

「まさに“奇妙”らしいなと思う作品でした。僕の中で“奇妙”って連れ去られるイメージが強くて、そういう意味でも王道パターンを演じさせて頂けることができるなと思いうれしかったです。僕が演じるエイスケはいろんなことに納得がいっていなく、その怒りを絵にぶつけている子なんだなと思いました」

――本作の見どころ

「いくつも考えさせられる点がある作品ですが、若者たちが率先して動いていく気持ちの大事さというのも感じてもらえたらうれしいです。また、新納慎也さんとは初めて共演させていただきます。ストーリーの主幹は僕ですけど(キャラクター的に)引っ張っていくのは新納さんなので、本当におんぶに抱っこでやらせて頂いてる気持ちです。恒松祐里さんとは何度も共演させて頂いていて、相変わらずすてきな方で“奇妙”の世界観にドはまりする恒松さんの演技力が存分にでているので楽しみにしていてください!」

――視聴者の方へのメッセージ

「今回初めて出演させて頂きます。“奇妙”の世界観を全力で楽しみつつ、一生懸命演じました。見てくださる皆さんを引っ張り込む気持ちはもちろんありますけど、引っ張り込まれる気持ちも含めて見て頂ければと思います」

次のページへ (2/2) 【写真】三嶋に連れ去られる主人公・佐倉
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