残り1分30秒で突然の打撃ラッシュ 鈴木千裕が見抜いた攻め時「動きが止まって目つきが変わった」【RIZIN】
メインカードでは王者・鈴木千裕(24=クロスポイント吉祥寺)が、挑戦者・金原正徳(41=リバーサルジム立川ALPHA)に1R・TKO勝利を収めた。試合後、鈴木がターニングポイントを明かした。
チャンスは3回あった
格闘技イベント「RIZIN.46」(29日、東京・有明アリーナ/ABEMA PPV ONLINE LIVEで生中継)第10試合、RIZIN MMAルール フェザー級(66キロ)タイトルマッチ:5分×3R
メインカードでは王者・鈴木千裕(24=クロスポイント吉祥寺)が、挑戦者・金原正徳(41=リバーサルジム立川ALPHA)に1R・TKO勝利を収めた。試合後、鈴木がターニングポイントを明かした。
意外にも静かな立ち上がりとなったこの試合。鈴木は全くパンチを出さず、相手の前足にローキックを当てる。金原に組まれる展開もあったがうまくディフェンスし、これをしのいだ。
しかし、残り1分半。鈴木が急に攻めに転じる。そこから50秒間、打撃の嵐を金原に浴びせ、左フック、ガードの上から打ち込んだ右フックでそのままTKOした。動きが変わった瞬間をこう明かす。
「試合の中でキーポイントがあるんです。左ボディーが効いたんですよ。(金原の)動きが止まって目つきが変わったのでそこで仕留めにいきましたね」
チャンスは3回あったという。「1つはカーフキック。もう1つがボディー。あと一つは腕十字を狙われたんですよね。そこをいかにきれいに対処するか、そこが勝負どころでしたね。あそこで取られていたら僕の負けでした」と勝敗を分けたポイントを説明した。