小野伸二、MC初回収録で“ビタ止め”トラップを完璧披露 トークもばっちり「集中力です」
サッカー元日本代表で、昨季限りで現役を引退した小野伸二氏が1日、同日深夜から新たに放送スタートするフジテレビ系『MONDAY FOOTBALL みんなのJ』(毎週月曜、深夜0時25分、関東ローカル)の初回収録の放送に臨んだ。サッカー界の“天才”が番組MCに挑戦し、自身にとって初のレギュラー番組を受け持つことになる。収録後に囲み取材に応じ、「多くの皆さんにJリーグ、日本サッカーの魅力を伝えたいです」と初々しい笑顔を見せた。
「MONDAY FOOTBALL」(マンフト)が9年ぶりに復活 放送スタート
サッカー元日本代表で、昨季限りで現役を引退した小野伸二氏が1日、同日深夜から新たに放送スタートするフジテレビ系『MONDAY FOOTBALL みんなのJ』(毎週月曜、深夜0時25分、関東ローカル)の初回収録の放送に臨んだ。サッカー界の“天才”が番組MCに挑戦し、自身にとって初のレギュラー番組を受け持つことになる。収録後に囲み取材に応じ、「多くの皆さんにJリーグ、日本サッカーの魅力を伝えたいです」と初々しい笑顔を見せた。
スポーツ番組『すぽると!』内から生まれた「MONDAY FOOTBALL」(通称マンフト)が9年ぶりに復活する形となり、サッカーファンに親しまれた名物コーナーが“昇格”してレギュラー番組になって帰ってくる。番組内容はJリーグに特化し、さまざまな角度でJリーグの最新情報や注目プレーを紹介するというもの。また、番組内では小野による特設コーナーが設けられ、週末に行われたJ1、J2、3の中から、小野氏が「ベタ褒め」するプレーをセレクト。熱い解説を加えていく。
自身の現役時代、どんなボールでも巧みな足さばきによる“ビタ止め”トラップを見せてきた小野氏。今回の初収録のスタジオでも自身の左側から飛んできたボールをピタッ止めて完璧に披露。「ミスしちゃいけないなと思っていたので、しっかり止めることができてよかったです。集中力です」。ホッとした様子で振り返った。解説トークもばっちり。「第1回なので貴重な映像になりますね」と照れながらも、テレビの仕事は落ち着いてできているという実感を語った。
現役選手たちのホットな試合映像から豪快プレーや妙技を紹介するだけに、ピッチに立つ感覚について少しだけ思うところがあったようで、「なんですかね、うらやましいじゃないですけど、もっともっとやりたいなあと。そういった気持ちを思い出させてくれました。でも、やっている選手の大変さは分かっているので、少し長い期間(サッカーを)やっていないので、もうできないなという感覚もあります」と率直な思いを明かした。
番組セットには、日本サッカー協会の会長に新たに就任したばかりの宮本恒靖会長から花が届いた。小野氏にとって宮本会長はドイツW杯を共に戦った“戦友”だ。今回の番組に関して特別なやりとりはなかったというが、「会う機会、お話をさせていただく機会は多くなっています。Jリーグ、日本サッカー協会を含めて、日本サッカーのためにみんなで力を合わせて同じ方向に向かっていくことができやすくなってきていると思います。よかったなと思っています。ツネさんがいろいろ経験した部分をこれから日本サッカーのためにやってくれるだろうと思っていますし、安心しています」と語った。
番組を通してJリーグの“伝道師”になる深い自覚を持っており、「細かい技術のすごさを僕がどう考えているのかということに加えて、Jリーグやサッカーの魅力を伝えたいです。僕なりにいろいろ工夫しながら発言していきたいです。Jリーグは日本サッカーの象徴と言えます。もっともっと日本の魅力を伝えたいです」と力を込めた。