谷原章介、花總まりは「芯がすっげぇ強い」 初共演で夫婦役…お互いの印象明かす
俳優の花總まり、谷原章介が1日、都内で行われた舞台『銀行強盗にあって妻が縮んでしまった事件』の初日会見に出席した。
舞台『銀行強盗にあって妻が縮んでしまった事件』の初日会見
俳優の花總まり、谷原章介が1日、都内で行われた舞台『銀行強盗にあって妻が縮んでしまった事件』の初日会見に出席した。
初共演で夫婦役に挑む2人。花總は谷原について「最初は近寄りがたいのかなという印象があったけど、全然そんなことなくておおらか」といい、「ポジティブでみんなが疲れていても『よし、やるぞ!』って自分に言っているのかみんなに言っているのか分からないですが、それにすごく救われた。すっかり頼りきっている。安心感を持って、そばにいます」と信頼を寄せていた。
一方、谷原は「花總さんはとてもすてきな役者さんであり、女性。すごく柔らかい方です。その印象はずっと変わらないけど、芯がすっげぇ強いんですよ。人に求めるのではなく、自分に求めることに芯が強くて、自分に厳しいからこそ、いままでやってきたんだと思う」と紹介。また、「摂取する食べ物に対してとても気をつけている。駄菓子を買って差し入れしたら、袋の裏を見て『章ちゃん、これは一番上に書かれているものが含有量が多いってことだから』って教えてもらいました(笑)」と語った。
原作は2010年に出版されたカナダ出身の作家、アンドリュー・カウフマンによるファンタジー小説。奇妙な銀行強盗に“魂の51%”を奪われた13人の被害者たち。彼らの身に起こる不思議な事件と、ある夫婦の愛と奇跡を描く。
約5週間の稽古をへて、初日の幕が開く。谷原は「セリフのやりとりは少ないけど夫婦としていい形が作れたのではないか。花總さんがアカペラで旋律を奏でるところが好きです」とお気に入りシーンを明かすと、花總は「ハードル上げないでくださいよ!」とタジタジになっていた。
本作は4月1日から14日まで東京・日本青年館ホールで上演され、その後大阪・名古屋公演も行われる。