Snow Manの岩本照、深澤辰哉、宮舘涼太が、東京・新橋演舞場で主演・演出を務める『祭 GALA』のゲネプロ公演を行った。囲み取材で見どころを語った。

　公演タイトルには、日本語である「祭」とフランス語で祭りを意味する「GALA」という同じ意味を持つ語を使用し、和と洋の要素を盛り込んだ祝祭感のある華やかなステージを表現。これまで『滝沢歌舞伎』をはじめ、舞台、映像など幅広いジャンルを通して才能を発揮してきた3人が、今回、新たなエンターテインメントを創造する。

　囲み取材では、3人の魅力が詰まった本編の“好きな場面”の話題へ。深澤は「舘さま（＝宮舘）がみんなに振り付けを教えて、みんなで踊るっていうのが好きですね。今までやっていなかったし、一体感を作れたらなと」と期待を込めた。

　続けて、岩本が「えー」と悩んでいると、隣の深澤は空かさず「俺か。俺だろ？」とアピール。岩本はそんな深澤を横目に「お化け屋敷かな」と一言。「ふっか（＝深澤）の後輩愛も出ているし、ふっかのおしゃべりのうまさも出ているし。お客さんの反応が良いだけ、あそこは間延びするんだろうなって思っています。それだけ輝いているシーンだと思うので」と、深澤に目を向けた。

　そして、宮舘は「信長の立ち回りの、岩本先生が脱ぐところじゃないでしょうか」と回答。深澤も「あれは岩本さんだから成り立ちますよね。俺だったら弱いでしょ」と岩本を絶賛した。

　さらに、司会者から「でも、宮舘さんもすごく汗をかいていましたよね」と振られた宮舘は「舘汁が出ていましたよね。“舘”は漢字で、“汁”も漢字でお願いします」と舘ワールド全開。「今日はのぼる最中に声を出してしまう力の入れようでしたね。前代未聞のフライングなので、たくさん練習をしました」と続けた。

　そんな宮舘のフライングについて、深澤は「『あー、俺絶対にやりたくない』って思いました。きれいで上品なフライングなので見ている分には美しいんですけど、かなりパワーを使うと思うので」とまさかの一言。一方で、岩本は「前腕鍛えられそうでいいなって」と宮舘に視線を向けた。

　公演は4月1日～29日まで、新橋演舞場にて行われる。また、SpeciaLの林蓮音、和田優希、中村浩大、Go!Go!kidsの寺澤小十侑、松浦銀志、羽村仁成、ジュニアの阿達慶、竹村実悟、渡邉心、堀口由翔らも出演する。