大谷翔平、米メディアからの“逆風”原因は新通訳? 関西芸人が指摘「抜けてるんです」
読売テレビ『今田耕司のネタバレMTG』(土曜午前11時55分)が30日、放送され、ドジャース・大谷翔平の元通訳で、違法賭博に関与したとして球団を解雇された水原一平氏の騒動を取り上げた。大谷は26日に声明を発表し、賭博や送金への関与を完全否定。「僕自身、何かに賭けたり、スポーツイベントに賭けたり、頼んだこともないですし、送金を依頼したこともありません」と断言し「数日前まで、彼がそうしていたことも知りませんでした。結論から言うと、彼が口座からお金を盗んで、僕の周り、みんなにうそをついていた」などと明かした。ただ、声明発表時に質疑応答は設定されず、他人の口座から巨額の金をブックメーカーへ送金可能なのかという疑問が残り、米国などで追及する声がくすぶり続けている。
今田耕司も驚き「すごいな12分見てな」
読売テレビ『今田耕司のネタバレMTG』(土曜午前11時55分)が30日、放送され、ドジャース・大谷翔平の元通訳で、違法賭博に関与したとして球団を解雇された水原一平氏の騒動を取り上げた。大谷は26日に声明を発表し、賭博や送金への関与を完全否定。「僕自身、何かに賭けたり、スポーツイベントに賭けたり、頼んだこともないですし、送金を依頼したこともありません」と断言し「数日前まで、彼がそうしていたことも知りませんでした。結論から言うと、彼が口座からお金を盗んで、僕の周り、みんなにうそをついていた」などと明かした。ただ、声明発表時に質疑応答は設定されず、他人の口座から巨額の金をブックメーカーへ送金可能なのかという疑問が残り、米国などで追及する声がくすぶり続けている。
番組内では、水原氏が大谷の声明を受けて反論する可能性についても触れ、東京生まれで父親が日系米国人の新通訳ウィル・アイアトン氏をピックアップ。大谷の声明発表時に隣についたアイアトン氏について、下書きの英訳があるはずなのに、大谷の生の発言をきちんとメモして忠実に仕事をしたと評価する米国の声を伝えた。
一方で、カナダ出身で日・英・仏・中の4か国語に堪能な吉本新喜劇の曽麻綾(そうま・あや)は別の見方を示した。
「12分(間)、(声明を)全部見たんですけど」と前置きし、「結果的に米メディアがちょっと厳しい意見だったり、辛口だったり『やましいことがないんだったら質疑応答しろ』みたいな声があがってると思うんですけど。これがすべてじゃないんですけど」と言いながら、大谷への厳しい意見の理由を推測した。曽麻は「私、たぶん、本当に心の声をそのまま訳してほしいから、それこそ読まなかった、そうした可能性もあると思うんですけど、逆にそれが裏目に出て。一番最後に締めくくるときに大谷さんが『シーズンに向けてまたスタートしたい。今日、お話できてよかった。これが今お話しできるすべてなので、質疑応答はしませんが、これからさらに進んでいくと思います』で終わってはるんですけど。その後に訳しはるんですね、アイアトンさんが。『これが今お話しできるすべてなので、質疑応答はしません』が抜けてるんですよ。それは(英語で)言わなかったんですよ。まあ、伝えないといけないことは伝わってはいるじゃないですか。なので、その英文がないんですよ。もしかしたら、それがあったら、少しだけ『あっ、これが大谷さんが知ってるすべて。いま提示してるそれ以上ないから質疑応答しないんですよ』っていうのが(英訳されてたら違ったかも)」と詳しく説明した。
MCの今田耕司が驚いたように「海外の記者はほんなら分かってないんか」と聞くと、曽麻は「(その)可能性もあるんじゃないかなって」と回答。スタジオから「ほー」と感心する声があがる中、今田は「すごいな12分見てな」と称賛。進行役の月亭八光も「貴重な意見やね」とうなずいていた。