格闘家の朝倉海が29日、自身のYouTubeチャンネルを更新。格闘技エンターテインメント「BreakingDown」の出場者の逮捕が続出している件について言及した。

　BreakingDownに出場した選手の一部が逮捕されている。その結果、事件とは全く関係のない出場者にまで影響を与えている。海は「最近BreakingDownに出ている選手とかが事件を起こして逮捕されるというのが続いていて、その件について僕らからも触れないといけないなと思っている」とこの問題に言及した。

　映像には“アウトローのカリスマ”瓜田純士も登場。「海ちゃんがアメリカ行ってたから詳しく分からないかもなんだけど、最初に（喧嘩自慢）大阪チームのやつらがやらかしちゃった。それは俺も反省してる。報道が出るちょっと前にそれ（逮捕）を知って、それが首脳陣の耳にも入ってしまったので、初動が大事だと思って動画（【緊急】大阪喧嘩自慢のメンバーが逮捕されました）にした」と語る。

　さらに「さすがにこれだけ逮捕者が出ると、当然大会がそういうものだと見られるし。人生変えるどころかめちゃくちゃやってんじゃんって。BreakingDownを非難してきたやつの思う壺」と話し、逮捕者について「はっきり言って落ちこぼれの集まりだから、そいつらに『これはダメ』『あれはダメ』って言うのはいまさら感がある。勾留されたやつらには責任が当然ついて回る。今後無期限出場停止っていうのもCEOから出たじゃん」と考えを語った。

　海は「BreakingDownって悪さした人でもチャンスを与えて更生してほしいって思いがある。そのなかで更生して成功している人もいる。いいイベントだと思っているんですけど、事件を起こして捕まっちゃう人がいると全体がそうだと思われちゃう。良くなってる人にも迷惑がかかる。そういう意識をみんなに持ってほしい。1人の悪さがみんなにイメージを与えてします。選手は知名度と影響力を持つことになるので、責任をしっかり感じてほしい」と改めて出場者に対して注意喚起。

　続けて「BreakingDown出身で捕まっている人の原因って傷害が多い。格闘技をかじった時点で傷害なんて絶対にしちゃいけない。どういう状況であれ。例えば僕は何をされても絶対に殴り返さない自信があるし、そういう意識って絶対にある。やっちゃう神経が僕は正直考えられない」と逮捕者については嫌悪感をあらわにした。