『めざましテレビ』第10代目お天気キャスターにミス東大・田中裕理 研修に「苦労しています」
フジテレビ系朝の情報番組『めざましテレビ』(月~金曜午後5時25分)の第10代目お天気キャスターとして田中裕理(たなか・ゆり)が加わることが28日、発表された。4月5日から、同番組の毎週金曜日と『めざましどようび』(土曜午前6時)のお天気コーナーを担当する。
初のTV出演かつレギュラー番組に
フジテレビ系朝の情報番組『めざましテレビ』(月~金曜午後5時25分)の第10代目お天気キャスターとして田中裕理(たなか・ゆり)が加わることが28日、発表された。4月5日から、同番組の毎週金曜日と『めざましどようび』(土曜午前6時)のお天気コーナーを担当する。
田中は2002年8月7日生まれの21歳。岡山県出身で東京大文学部人文学科に在学中だ。昨年12月、「ミス東大2023」のグランプリを獲得したことをきっかけにメディア出演に興味を持ったという。
その後フリーアナウンサー事務所・セントフォースsproutに所属し、わずか3か月あまりで『めざましテレビ』のお天気キャスターに大抜てき。これが、初のテレビ出演かつレギュラー番組となる。
田中の趣味と特技はピアノ。ラーメン屋さんめぐりも大好きとのことで大学周辺のラーメン屋さん情報は特に詳しいという。めざましファミリーの中で特に憧れているのが、藤本万梨乃アナ。東京大の先輩でもあり、どんな取材にも全力投球している姿が「かっこいい!」と語る。
現在、先輩キャスターたちの中継現場に通い研修中の田中は、発声に苦戦しているという。しかし「ボイストレーニングの先生について練習し、本番までには絶対に間に合わせます!」と気合たっぷりだ。
『めざましテレビ』のお天気キャスターのイメージは“どんな朝でも毎日変わらない存在”だといい、「何事にも全力投球でがんばれるお天気キャスターになりたいと思っています。笑顔で元気に全力の姿を見せていきます!」と意気込みを語った。
『めざましテレビ』歴代お天気キャスター
初代:角田華子(1994年4月~1999年3月)
2代目:吉田恵(1999年4月~2002年3月)
3代目:高樹千佳子(2002年4月~2005年3月)
4代目:皆藤愛子(2005年4月~2009年3月)
5代目:長野美郷(2009年4月~2014年3月)
6代目:小野彩香(2014年4月~2016年4月1日)
7代目:阿部華也子(2016年4月4日~2022年4月1日)
8代目:林佑香(2022年4月4日~ 月~木曜日担当)
9代目:谷尻萌(2022年4月4日~ 2024年3月)
10代目:田中裕理(2024年4月5日~ 金~土曜日担当)
以下、田中裕理とチーフプロデューサーのコメント全文。
○田中裕理
――『めざましテレビ』のお天気キャスターに決定した時の率直な感想は。
「まさか自分に決まると思っていなかったので、本当にすごくうれしかったです。事務所に入ったばかりで、面談では原稿読みなどうまくできず個人的には後悔していたので、とにかくびっくりしましたがとてもうれしかったです!」
――『めざましテレビ』のお天気キャスターのイメージは。
「寒い日も暑い日も変わらない笑顔で毎日元気にお天気を届けてくれる、“どんな朝でも毎日変わらない存在”です」
――実際にキャスター研修を受けてみての感想は。
「発声がうまくできなくて、たまに声がうらがえってしまうところが特に苦労しています。ボイストレーニングの先生について練習し、本番までには絶対に間に合わせます! 自宅でも“あーーー”と発声練習を続けています。最初は17秒くらいだったところ、今は27秒くらいまで伸びたのですが、まだまだです。がんばります!中継の現場も見学させていただいており、テレビで見ていたのとはまた違う臨場感があってすごく楽しそうです。画面に映っているのはひとりですが、すごいチームワークでお天気中継ができあがっているのだな、と実感しました」
――めざましファミリーの印象と特に憧れている人は。
「優しくて温かいというのがぴったり当てはまる、本当にファミリーだと思いました。実際にご挨拶に伺った時、私はガチガチに緊張してしまったのですが、三宅(正治)さんと軽部(真一)さんが“怖がらなくて大丈夫だよ~”と和ませてくれたんです。特に憧れているのは、藤本万梨乃アナウンサーです。大学の先輩でもありますし、ハードなニュースから楽しい企画までマルチに活躍されているところ、そして何事にもいつも全力でリポートされているところがかっこいいです!」
――視聴者の皆さんにメッセージを。
「何事にも全力投球でがんばれるお天気キャスターになりたいと考えています。『めざましテレビ』のお天気キャスターにふさわしく、笑顔で元気に全力の姿をお見せできればと思っていますので、皆さんぜひよろしくお願いいたします!」
○チーフプロデューサー・高橋龍平氏(フジテレビ情報制作センター)
「初めて田中さんとお会いした際、岡山のご両親に心配されながらも一人で東京に出てきたエピソードや、“ミス東大”は二度目の挑戦でグランプリをつかんだ苦労話などを伺い、負けず嫌いで夢をつかみ取ろうとするチャレンジ精神に好感を持ちました。そして、笑顔がとても自然で周囲に安心感を与えてくれる田中さんだったら、どんな朝でも大切なお天気の情報を視聴者にしっかりと届けてくれるだろうと思い、直感的に決めました。とはいえ、21歳の大学生でまだまだ発展途上ですので、特に最初は温かい目で見守って頂けましたら幸いです」