台湾のスター俳優シュー・グァンハンが26日、主演映画『青春18×2 君へと続く道』のプロモーションのために来日し都内で行われた来日記者会見に清原果耶、藤井道人監督と共に出席した。日本のファンに向けて「おいしいご飯食べましたか？」とあいさつした。

　台湾ドラマ『アテンションLOVE』や『年下のオトコ』、『時をかける愛』などに出演し、日本でも人気のグァンハン。昨年3月に日本で撮影した作品が完成し、来日を果たしたことに「大変興奮して、非常にうれしいです」と笑顔を見せると「台湾で先に公開して、その時は藤井監督をはじめ皆さん台湾に来てくださいました。今回は逆に日本にやって来られて、お互い旅をしているような感じで楽しかったです」と語る。

　日本が大好きだというグァンハン。「日本の街をぶらぶらするのが好き」と語ると「何より日本の食べ物が大好きなんです」と日本の食文化に魅力を感じていることを明かす。

　またグァンハンは「今回役者として日本に来られたことはとてもラッキーでした」と語ると「いままで知らない場所におもむくことができました。長野県松本市と福島県只見町が非常に印象深かった。松本はとても静かできれい、只見の大自然は美しくて壮観でした」と日本の景色にも感動したことを振り返った。

　日本人キャスト・スタッフともしっかりコミュニケーションをとったというグァンハンは「食べました？」「おはようございます」「あざーす！」と覚えた言葉を明かすと、「『あざーす』は藤井監督から教わりました」と語っていた。

　本作は、映画『新聞記者』や『余命10年』などを手掛けたヒットメーカー藤井道人監督が、自身初となる国際プロジェクトとして挑んだ日台合作映画。台湾の超人気スター俳優シュー・グァンハンと、日本の若手実力派俳優・清原を主人公に描いた切なくも美しいラブストーリー。