中村アン主演ドラマ、追加キャスト8人発表 刑事役・坪倉由幸「真犯人を暴いてやります」
俳優の中村アンが主演を務め、4月11日にスタートする読売テレビ・日本テレビ系連続ドラマ『約束 ~16年目の真実~』(木曜午後11時59分)の追加キャストが27日に発表され、坪倉由幸、樋口幸平、森優作、長谷川朝晴、井上肇、向里祐香、山田キヌヲ、川床明日香が出演することが分かった。併せて、本編映像と主題歌も解禁となった。
重要な役どころに長谷川朝晴「とても重く受け止めています」
俳優の中村アンが主演を務め、4月11日にスタートする読売テレビ・日本テレビ系連続ドラマ『約束 ~16年目の真実~』(木曜午後11時59分)の追加キャストが27日に発表され、坪倉由幸、樋口幸平、森優作、長谷川朝晴、井上肇、向里祐香、山田キヌヲ、川床明日香が出演することが分かった。併せて、本編映像と主題歌も解禁となった。
同作は、予測不能×完全オリジナルの心理サスペンス。16年前の2008年に望野町という郊外の平穏な町で、口の中にビー玉が詰められた2人の遺体が発見される連続殺人事件が発生。それにより当時高校生だった主人公・桐生葵(中村)の人生は大きく狂わされる。被害者の1人は、葵が思いを寄せていた同級生の妹。彼女の遺体を発見した葵は、ショックで事件直前の記憶を失う。そして、連続殺人犯として葵の父親が逮捕される。
そして24年、刑事となった34歳の葵は、過去の真相を探り父の無実を証明するために故郷である望野町に戻ってくる。しかし葵が戻ってきた途端、平穏を取り戻していたはずのこの町で事件が発生。真相を追っていく中で、葵は青春時代を共にした同級生たちの裏の顔を知り、容疑者として疑うようになる。
葵のバディーとなる刑事・香坂慧をSUPER EIGHTの横山裕が演じることはすでに発表されている。追加キャストの坪倉は、葵と香坂と同じ望野署・捜査第一係の叩き上げの刑事でムードメーカーの木崎拓斗役。樋口は、葵と香坂と同じ望野署・捜査第一係の刑事の夏目泰雅を演じる。夏目は上昇志向が強く、優秀な香坂を尊敬している役どころ。また、森望野町にある雑貨屋の店主・井出尚哉を演じる。16年前事件の容疑者として逮捕され、刑務所内で病死した葵の父親・速水康男を演じるのは、長谷川朝晴。また、国内有数のITセキュリティ会社“BITOコーポレーション”社長の尾藤誠を、井上が演じる。
さらに、望野町を観光で訪れていた謎の女性・梅崎若菜役に向里。16年前に望野町の市議会議員で、現在は国会議員になっている間宮奈緒を山田、洋食店でバイトとして働く柴本陽菜を川床が演じる。
刑事役の坪倉は、「僕自身もまだ犯人が誰だか分からないので、ドラマを見てくださる皆さんと同じような気持ちで、『アイツが犯人か? アイツ怪しいなぁ』と考えながら撮影しています」と撮影の様子を明かした。「必ずこの捜査第一係の木崎が真犯人を暴いてやります。お楽しみに」と意気込んでいる。また葵の父親という重要な役柄の長谷川は、「物語のきっかけとなる役なので、とても重く受け止めています」と語り、「愛情と、あるひとつの信念を持って撮影に挑んでいるので、視聴して頂ける皆様に何か少しでも伝われば幸いです。誰も結末を知らないドラマを共に楽しみましょう」とコメントしている。
今回はドラマ主題歌も発表され、YouTube登録者数が22万人超えのシンガーソングライター・野田愛実が担当。ドラマのために書き下ろした楽曲『butterfly effect』が主題歌に決定した。野田は「世界一美しいと言われる、モルフォ蝶。色がない澄んだ羽が、光の干渉によって、青く色づいて見えるという。その青さは、哀しいくらいに美しい。真実に近づく度に、傷をひとつずつ増やしていく主人公『葵』を演じる中村アンさんを、青く美しい蝶『Morpho(モルフォ蝶)』になぞらえ、この『butterfly effect』という楽曲を書きました」と説明。「真実に辿り着こうともがく中で、その美しい羽がぼろぼろになっても、いつか『希望』を見出す……。『葵』の信念が、未来を過去さえも希望に変えていく、その道筋、その姿に、この楽曲が寄り添えたらうれしいです」と語っている。
また、本編映像も公式サイトやTVerで公開されている。