朝ドラ『虎に翼』主人公・寅子が法律と出合い学ぶことに意欲 伊藤沙莉は面白いと驚かれることに自信
俳優の伊藤沙莉が主人公・猪爪寅子を演じるNHKの連続テレビ小説『虎に翼』(月~土曜、午前8時)が4月1日からスタートする。日本で初めて法曹界に飛び込んだ女性の実話に基づく骨太なストーリーを追いながら、事件や裁判が見事に解決される爽快感も味わえるリーガルエンターテインメント。第1週はどんな展開になるのか。
伊藤沙莉が主人公・猪爪寅子を演じるNHKの連続テレビ小説 第1週の見どころ
俳優の伊藤沙莉が主人公・猪爪寅子を演じるNHKの連続テレビ小説『虎に翼』(月~土曜、午前8時)が4月1日からスタートする。日本で初めて法曹界に飛び込んだ女性の実話に基づく骨太なストーリーを追いながら、事件や裁判が見事に解決される爽快感も味わえるリーガルエンターテインメント。第1週はどんな展開になるのか。
(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)
NHKによると、舞台は昭和6年。女学校に通う猪爪寅子は、父・直言(岡部たかし)と母・はる(石田ゆり子)に次々とお見合いをさせられるという。女学校を出たら結婚し、子を産み、家庭を守るべし。そんな考えに納得できない寅子は、猪爪家の下宿人・優三(仲野太賀)が通う大学で、法律に出合う。
明律大学女子部法科の教授・穂高(小林薫)の言葉から、女性が法律を学ぶ場所があると知った寅子は、母の反対をよそに、弁護士への道を歩み始める。女性初の弁護士、のちに裁判官となった女性とその仲間たちの物語がいよいよ始まる。
女性は女学校を出たら結婚し、子供を産み、家庭を守るのが当然という考えに納得できない寅子の姿に、いきなりパワーを感じる。法律をテーマにした朝ドラは1996年の『ひまわり』以来。主演の伊藤は以前、朝ドラでどう“法律ドラマ”をやっていくのかを周りは想像できていない部分があるようだと紹介すると、「それが伝わるのが楽しみ……『えっ! 面白い』と驚いてもらえる自信はあります」と力強く語っていた。ヒロイン・寅子に込められる伊藤のパワーが朝から視聴者に元気を与えてくれることを期待したい。