町田啓太、『光る君へ』打毬シーンは練習なしのいきなり本番 吉高由里子「失敗しない男だね」
NHKの大河ドラマ『光る君へ』(日曜午後8時)のファンミーティングが18日、都内のNHKホールにて開催され、まひろ/紫式部役で主演務める吉高由里子、藤原道長役の柄本佑、藤原公任役の町田啓太、ききょう/清少納言役のファーストサマーウイカが参加した。
大河の大先輩・馬に感謝「乗っているだけでいいんです」
NHKの大河ドラマ『光る君へ』(日曜午後8時)のファンミーティングが18日、都内のNHKホールにて開催され、まひろ/紫式部役で主演務める吉高由里子、藤原道長役の柄本佑、藤原公任役の町田啓太、ききょう/清少納言役のファーストサマーウイカが参加した。
自身の役について聞かれると、町田は「知らなかったので調べたら、設定がモリモリ。エリートだし、文芸にも秀でていて、なんでもできる。演じるにはどうしたらいいんだろうと思った。大石さんが書く公任は知れば知るほど面白い人物。はっきり物事を言うし、口が過ぎることもある」と語った。
第7回の放送では道長、公任らがポロに似た球技・打毬に参加する場面が描かれた。吉高とウイカは「かっこよかったぁ~」と同シーンを絶賛。すると柄本は「自分は一昨年の10月から馬の練習をはじめて、そこから練習してちょっとずつ走らせて、スティックを持ってできるようにしたりした。でも、この町田様はですね、その日いきなり走らされた」と語る。
町田は「乗馬練習に行っていたけど、行けど行けど走らされなかった。『そこまでまだ達していないか』と思っていたら、あれよあれよと本番日は近づいてきた。走らないでやるのかと思っていた。現場行ったらみんなバタバタ走るから『ちょっと待って、危ない危ない』って。でもまぁやってみようと思ったら、お馬さんがね、大河の大先輩ですから。乗っているだけでいいんですよ。いい緊張感でしたけど、できました」と振り返った。
柄本は「初めてで走ってスティック振るのはできないですよ。現場で『いや?きょう初めて走った』って言っていて、すごいですよ」とびっくりで、吉高は「失敗しない男だね、本当に!」と町田の才能に目をみはった。
『光る君へ』は、千年の時を超えるベストセラー『源氏物語』を生み出した紫式部(まひろ)が主人公。脚本は大石静氏が担当している。この日の模様は4月7日のNHK総合にて午後5時30分より全国放送される。