【光る君へ】まひろと道長の恋の危機にネット沸騰「そう言われたらしんどい」「2位じゃだめなんですか」

俳優の吉高由里子が、千年の時を超えるベストセラー『源氏物語』を生み出した主人公・紫式部(まひろ)を演じるNHKの大河ドラマ『光る君へ』(日曜午後8時)。第11回では道長(柄本佑)がまひろに妻になってほしいと言う場面が描かれた。ただ、立場はまひろが期待した北の方ではなく妾。2人の恋のもつれにSNS上はまひろ派、道長派、中立派それぞれの声で盛り上がった。

見つめ合うまひろ(吉高由里子=左)と道長(柄本佑)【写真:(C)NHK】
見つめ合うまひろ(吉高由里子=左)と道長(柄本佑)【写真:(C)NHK】

第11回の平均世帯視聴率11.4%

 俳優の吉高由里子が、千年の時を超えるベストセラー『源氏物語』を生み出した主人公・紫式部(まひろ)を演じるNHKの大河ドラマ『光る君へ』(日曜午後8時)。第11回では道長(柄本佑)がまひろに妻になってほしいと言う場面が描かれた。ただ、立場はまひろが期待した北の方ではなく妾。2人の恋のもつれにSNS上はまひろ派、道長派、中立派それぞれの声で盛り上がった。

(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

 道長はまひろを呼び出し、再会すると熱い口づけを交わした。その後、道長がまひろに「妻になってくれ」と告げ、「都にいて政の頂を目指す。まひろの望む世を目指す」と語った。ただ、まひろの期待した妻の立場とは違っていた。正妻である北の方を期待したまひろに対し、道長は「北の方は無理だ」とし、妾になるように伝えた。「俺の心の中ではおまえが一番だ」とも。だが、まひろは、まさかの妾にショックを受け「耐えられない」と目を潤ませた。道長は、では、どうすればいいのだ、勝手なことばかり言うなと激怒。まひろの前から立ち去った。

 SNSでは「つらいよね」「せつない」「泣かないで」「悲しいよね」「まひろに怒鳴らないで」「道長は女心を分かっていない」「勝手なことを言うのは道長も同じ」「この時代でもそう言われたらしんどい」「一番じゃない正妻もかわいそう」とまひろ派の声が多数みられた。

 一方で道長派の声も同じくらい多くあり、「道長だってがんじがらめ」「道長も精いっぱいのことを提示している」「この時代だから仕方ない」「道長の言うことも分かる」「2位じゃだめなんですか」という声が目立った。

 さらに、少ないながらも「互いにいっぱい、いっぱい」「お互いさま」「立場が一番か気持ちが一番か」「難題だ」「2人とも苦しい」「こんな別れ方は嫌」と、2人の立場を考える中立派と思える声もあり、SNS上は2人の恋のすれ違いに、まひろ、道長それぞれに思いを寄せて盛り上がっていた。

 一方、ビデオリサーチによると17日午後8時からNHK総合で放送された『光る君へ』の関東地区の平均世帯視聴率は11.4%(個人6.6%)。同時間帯ではトップの数字となった。

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