偶然のバッティングで鼻が「パキっ」 悲劇も全く表情変えない志朗に解説も衝撃「絶対痛いのに」

メインイベントで行われた王者・志朗(BeWELLキックボクシングジム)と挑戦者・田丸辰(TRY HARD GYM)の世界バンタム級タイトル戦は志朗が鼻を骨折しまさかの1R・ノーコンテストとなった。

1R、田丸辰(左)と志朗がバッティングするシーン【写真:山口比佐夫】
1R、田丸辰(左)と志朗がバッティングするシーン【写真:山口比佐夫】

志朗と田丸辰の世界バンタム級タイトル戦

格闘技イベント「ABEMA presents RISE ELDORADO 2024」(3月17日、東京・東京体育館)メインイベント、RISE世界バンタム級(55キロ)タイトル戦 3分×5R無制限延長R

 メインイベントで行われた、王者・志朗(BeWELLキックボクシングジム)と挑戦者・田丸辰(TRY HARD GYM)の世界バンタム級タイトル戦は、志朗が鼻を骨折しまさかの1R・ノーコンテストとなった。

 バッティングが起きたのは1Rの終了間際。2人がお互いにパンチを放った際に田丸の頭が偶然、志朗の鼻付近に当たってしまった。それでも志朗は全く表情を変えなかった。

 解説席の原口健飛は2R開始前に「志朗さん大丈夫ですかね」と心配。2R開始時に鼻血が出ていることに気がつくと、「折れたんちゃう? 折れてない? 鼻。結構音したよ。結構パキっとした」と振り返った。

 さらに映像で確認し「横から当たってる。1番折れやすい角度や」と解説し、顔色変えなかった志朗に対し「すごいな、ほんまに。こんなバキってなったら絶対痛いのに」と驚いていた。

 約2分間のドクターチェックの間も鼻血が止まらず、鼻の骨折が判明。その後、続行不可能と判断されノーコンテストになることが発表された。

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