木村昴、バンクシー作品の塗料の割れ発見し「親近感を覚えた」 自身もスプレーアートを制作
声優の木村昴が14日、東京・六本木の森アーツセンターギャラリーで行われたテレビ朝日開局65周年記念『MUCA(ムカ)展 ICONS of Urban Art ~バンクシーからカウズまで~』(同所にて3月15日より開催)のプレスセッションに、俳優の水上恒司とともに出席した。
熱いバンクシー愛語る
声優の木村昴が14日、東京・六本木の森アーツセンターギャラリーで行われたテレビ朝日開局65周年記念『MUCA(ムカ)展 ICONS of Urban Art ~バンクシーからカウズまで~』(同所にて3月15日より開催)のプレスセッションに、俳優の水上恒司とともに出席した。
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同展は、世界的な人気を博すバンクシーによる日本初上陸の大型彫刻作品や、カウズの代表作が登場するほか、アーバンアートを牽引する国際的に著名なアーティストのインベーダー、JR、ヴィルズ、シェパード・フェアリー、バリー・マッギー、スウーン、オス・ジェメオス、リチャード・ハンブルトンなどのキャリアを決定づけた作品も展示される。
アーバンアートとは、一般的に壁や建物、道路や橋などの公共の場所にアートを描くことを言うが、木村はアーバンアートという言葉を知っていたそうで「アートにすごく興味があって、自分でもここ数年、スプレーアートをやるようになって耳にするようになったという感じです」と明かし、木村は同展の音声ガイドを担当したが「こんなことを言ったらなんですが、最高のお仕事でしたね」と声を弾ませた。
また、ひと足先に同展を見学したそうで、印象に残った作品を聞かれた木村は、1つに絞るのは難しいと前置きをしつつ、バンクシーのファンで、いろんな作品に注目してきたことを明かし「ステンシルアートだったり、スクリーン以外にも油絵(具)を使った絵があったんだっていうのは、今回のMUCA展に携わって初めて知ったんですけど、そういうこともできてステンシルが注目されているんだっていうアーティストのルーツにも迫れるのがMUCA展の魅力かなと思いました」とアピールし、中でもバンクシーの“Radar Rat”という作品が印象的だったそうで「僕もやっている身として、黒い塗料の上に白い塗料を乗せると、乾いたときに白い塗料が割れるんですよ。僕はやりながら“そういうもんなんだ”って勉強したんですけど、“Radar Rat”を見ると白い塗料が割れてるんですよ。“バンクシーも割ってる!”って親近感を覚えたんです。今回は素材の事細かなところまで見られるのもいいなと思いました」と興奮気味に語った。
なお、木村は、MUCA創設者のクリスチャン・ウッツ氏の息子がドラえもんのぬいぐるみを持っていたことが気になったそうで、ウッツ氏が「息子がドラえもんのファン」と明かすと、水上は「昴さんの声で(ジャイアンの声を)聞いてるとは限らないですが、もしかしたら木村さんのスプレーアートがMUCA展に」とコメントし、ウッツ氏から「ぜひボイスメッセージを」とお願いされた木村は「なんでもやりますよ!」と目を輝かせた。