笑福亭鶴瓶、現場でお昼寝ばかりも… 台本は「ほんの何十分かで覚える」共演者が証言
映画『あまろっく』(4月19日全国公開)の完成披露舞台あいさつが13日、都内の劇場で行われ、江口のりこ、中条あやみ、笑福亭鶴瓶、メガホンをとった中村和宏監督が登壇した。
中条あやみは才能に嫉妬「ズルい」
映画『あまろっく』(4月19日全国公開)の完成披露舞台あいさつが13日、都内の劇場で行われ、江口のりこ、中条あやみ、笑福亭鶴瓶、メガホンをとった中村和宏監督が登壇した。
兵庫県尼崎市を舞台に、39歳・独身実家暮らしの優子と65歳の父、そして父の再婚相手である20歳の早希が繰り広げる家族コメディー。3人とも関西の出身で、セリフはオール関西弁。中条は「こんなにがっつり関西弁のお芝居はないし、これからもないのでは」と語った。
撮影の雰囲気は和気あいあい。江口は「中条さんには甘えっぱなしで、鶴瓶さんには支えてもらって2人にはめちゃくちゃお世話になりました。ちょっとした空き時間に2人で近所の神社にお参りに行ったり、あやみちゃんと食堂や喫茶店に行ったり、尼崎で過ごせて楽しかった。言葉で説明しなくてもお互いに寄り添えた」と振り返った。
鶴瓶が「気を遣わないところが最高だった」と2人との共演を語ると、中条が「台本を覚えないでずっとお昼寝していたじゃないですか」と暴露。しかし、お昼寝していても「ほんの何十分かで覚えるんです。本当にすごくて。映画を見ると何の違和感もなく、1番そこになじんでいるように見えるし」と江口が証言。中条は「ズルい……」とうらやましそうにつぶやいた。
鶴瓶は「家でちゃんと下読みしてきて、(現場では)初めてのように見てやるんですよ。しわしわになった俺の台本を見たやろ?」と説明するも、中条は「違う違う。絶対(家で台本を)見ていない。しわしわなのはわざとお風呂でつけた」と疑っていた。
本作は4月12日に兵庫で先行公開され、その後全国で封切られる。