上沼恵美子、“姉妹コンビ”時代の劇場ギャラは「1人600円とか」 交通費で“ゼロ”に
タレントの上沼恵美子が11日、ABCラジオ『上沼恵美子のこころ晴天』(月曜正午)に出演。姉妹コンビ『海原千里・万里』時代のギャラ事情を明かした。
元プラス・マイナス・岩橋良昌の月収200万円に「すごいなと」
タレントの上沼恵美子が11日、ABCラジオ『上沼恵美子のこころ晴天』(月曜正午)に出演。姉妹コンビ『海原千里・万里』時代のギャラ事情を明かした。
隔週レギュラーのモンスターエンジン・西森洋一が月収の上下が激しいと明かしたことから、上沼は「舞台(のギャラ)は高いんですか? NGK(大阪・なんばグランド花月)なんて安いでしょ?」と質問。西森が「安いです。師匠(クラス)は高いですけど」と返すと、「師匠は高いの? 高い言うたって知れてるでしょう。1ステージ、ええとこ3万ぐらいちゃうかな」と食いつきつつ予想した。
西森が「いや、もっとちゃいますか。全然もう……」と見方を示すと、「ええ。それやったら吉本(興業)っていい会社やで。そんなもらわれへんって」と感心した。西森は「そうですね。劇場だけで十分いける」と同意した。
そして、上沼は「この間、プラス・マイナスの岩橋さんがおやめになって」とXの投稿内容が問題になるなどして吉本興業と契約解消になった元プラス・マイナス・岩橋良昌の名前を出した。「そのときに200万をもらってたいうとったね。月収200万だって。お二人(コンビ合わせて)じゃなくて1人やろ? だからすごいなと思って。彼たちめちゃくちゃおもろいんよね。漫才ダントツおもろいねんて。だから劇場には欠かせない、引っ張りだこ。吉本が小屋どんだけもってるかわかんないけど、劇場ぎょうさんあるでしょう。200万よ。要するにプラス・マイナスもものすごい売れてますけど、200って聞いてみんなびっくりしたと思うね。その200万がパーになると、ゼロになるってしまうって言うてはるねんけど」と話した上で、再び「吉本は舞台のギャラをちゃんと払ってはるなと思いました」と口にした。
直後に上沼は「私らのとき1人600円とか、そんなやからね」と告白。驚きの声が上がる中、「まあ貨幣価値が違うんかな。600円とか1000円とか。お客さん入ってなかったし」と説明した。交通費でなくなるのではと聞かれ、「そう。地下鉄と京阪電車乗って終わりやったよ」と肯定。「勉強ですよ。ホンマそんなもんだった。ちっちゃいプロダクションには入ってたんですけど。そやけど、お客さん見たら8人ぐらいしか入ってへんのに。電気つけて、マイク電気つけて(劇場も)赤字やと思いますね。それで600円ぐらいだったと思います。何のためにやってたか。とにかく流れでやってたっていう感じやね。志なんかなかったし。だからすごいなあって思って。200万って。岩橋さんね」と当時を振り返りながら語った。すぐに「だから西森さんも300ぐらいもらってるんじゃない」と聞くと、西森は強く否定していた。