乃木坂46卒業を控える山下美月、涙をにじませスピーチ「このグループは私にとって宝物」
アイドルグループ・乃木坂46が10日、さいたまスーパーアリーナで『乃木坂46 12th YEAR BIRTHDAY LIVE DAY4』を開催。グループ卒業を発表している山下美月のラストシングル曲となる『チャンスは平等』が初披露され、山下が心境を語った。
4日間で123曲もの楽曲を披露
アイドルグループ・乃木坂46が10日、さいたまスーパーアリーナで『乃木坂46 12th YEAR BIRTHDAY LIVE DAY4』を開催。グループ卒業を発表している山下美月のラストシングル曲となる『チャンスは平等』が初披露され、山下が涙ながらに心境を語った。
12回目となるバースデーライブは、同会場で4日間に渡って開催。DAY1は11年から12年、DAY2は15年から17年、DAY3は18年から20年、DAY4は21年から24年の楽曲でセットリストが構成され、4日間で123曲もの楽曲が披露された。
最終日のステージでは、山下がセンターを務めたシングル楽曲『人は夢を二度見る』『僕は僕を好きになる』などもパフォーマンス。全力で駆け抜けた山下は、「1曲1曲、すてきな楽曲たちで、すてきな衣装に振付、たくさんの愛が詰まった作品たちを背負っているんだと改めて思いました」とコメントし、「スタッフさんがいて、応援してくださるファンの方がいて、ここにアイドルとして立てていると、1秒1秒すごく幸せなバースデーライブでした」と笑顔を見せた。
自身は最後のバースデーライブになったことを告げると、「すごく寂しいです。寂しいなって思います」と涙をにじませスピーチ。同期や後輩、ファン、スタッフたちと過ごした日々を振り返り、「このグループは私にとって宝物です。これからもみなさんに見守って、育てて、一緒に歩んでくださったら嬉しいです。これからも輝く未来を作っていくために、乃木坂46の応援をよろしくお願いします」と思いを伝えた。
アンコールの1曲目には、山下がセンターを務める35枚目シングル表題曲『チャンスは平等』をサプライズ初披露。ディスコサウンドが会場を包み込むと、ビジョンにミラーボールが映し出され、メンバーはリズムに合わせて腕を振る『サタデー・ナイト・フィーバー』を思わせるパフォーマンスを見せた。
初披露を終えた山下は、「まさかのディスコソングとなっております」と笑顔。「この楽曲は、掛け声があったり、振付も覚えやすい曲になっています。これからのライブで盛り上がってほしい」とポイントを説明し、「個人的には、シングルには最後の参加になるので、みなさんとメンバーとも笑顔になれるんじゃないかとワクワクしています」とメッセージを送った。
同グループは、2012年2月22日に1stシングル『ぐるぐるカーテン』でメジャーデビューし、今年のバスラは7日から4DAYSで開催。チケットは即日ソールドアウトで、各日2万人、トータル8万人を動員し、乃木坂46の誕生日を祝った。