格闘技イベント「DEEP 118 IMPACT」（東京・後楽園ホール）が9日、行われる。第8試合のDEEPフェザー級（66キロ）タイトル戦に出場する王者・神田コウヤ（パラエストラ柏）と挑戦者・青井人（BLOWS）はともに前日計量をクリアした。

　昨年2月に同級の暫定王者に輝いた神田はその後、世界最高峰の舞台・UFCとの契約をかけ「Road to UFC」に参戦。準決勝まで駒を進めていた。

　DEEPでの試合は1年以上ぶり。8日に行われた計量では65.7キロの300グラムアンダーで余裕のクリア。一方の青井は交通機関の遅延のため遅れて会場に到着し、契約体重から1.3キロ下回る64.7キロでパスした。

　神田はマイクを持つと「第11代DEEPフェザー級チャンピオンの神田コウヤです。明日は青井選手と良い試合します！　会場盛り上げます！」と張りのある声で意気込んだ。

　自身の体をデータで管理している神田。今回の減量もうまくいったようだ。約1か月で9キロの減量。計量の前日である7日の体重は71.65キロで1日で5.85キロの水抜きを行った。9日現在、リカバリーはうまくいっているようで体調は万全であることをENCOUNTに明かした。